2022年から2023年の年始にかけてプライベートの方がバタバタしていて、思うように写真が撮れていなかったのですが、ようやく写真活動を再開できた2023年の春。
写真の供養も兼ねてこの記事に載せていくので見ていってもらえると嬉しいです。
幕張メッセの渡り廊下
今まで生きてきてイベント会場にほぼ縁のなかった僕ですが、ここ数年で色々なイベント(カメラとかキャンピングカー)に興味を持つようになり、ちょこちょこ色んな会場へ行くことが増えた。
2月には幕張メッセで日本最大のキャンピングカーショー行われるということで千葉の幕張まで。イベントの内容もとても面白かったのですが、もう一つ忘れられないのが、駐車場と幕張メッセを繋ぐ渡り廊下。
2月の10時頃だったかなぁ…たまたま通った時間が良かったんだろうけど、この渡り廊下の窓ガラスから入る光が綺麗だったのを今でも覚えている。
渡り廊下にはイベント会場へ向かう人の声や足音が響いているのだけど、目の前の東京湾に繋がるこの川や、東京湾に浮かぶ船が穏やかで、そのギャップを感じた1枚の写真。
イベントも一通り見終わって会場の外へ。気付けばすっかり日も暮れていて、シルエットとなった渡り廊下を横切って車へ移動。
この時少しだけここで立ち止まって撮影したのだけれど、イベントから帰る人もシルエットになっていて影絵のように動いていて何だか異様にエモかったなぁ。
南足柄市発祥の桜「春めき桜」が狩川沿いに咲き誇る
去年は桜とタイミングが合わず、2年ぶりに桜を堪能できた2023年の春。今年は久々に春らしい写真も撮れたので、ここで一気に写欲が上がったのも確か。
やっぱり桜の春の季節と紅葉の秋の季節は写欲が上がるので撮影できてよかった。でも今年の桜シーズンは土日に雨が多くてソメイヨシノは全くダメだったけれど「春めき桜」は晴れてくれたので痛み分けということで…
本当に春の天気は予想できませんね(汗)
黄色い車が差し色になっていたので撮影。車にピントを合わせたつもりがミスってボケてしまっていますが、これはこれで春の陽気のように眠たい描写になったので、逆に気に入ってしまいました(笑)
南足柄市の狩川沿いの遊歩道「幸せ道」に春めき桜は咲き誇るのだけれど、ここに富士フィルムの工場があって、ミスマッチと思いきや、それが桜と良い雰囲気に合わさってお気に入りなんだけれど…
ここ最近、工場の縮小化か分からないけど、取り壊しが進んでいて、大きな配管群とかタンクなどといった「鉄らしさ」が徐々に減ってきてしまっているのが悲しい。
土手一面を春めき桜で埋め尽くす「一の堰ハラネ」の絶景に圧巻
昔から知っている場所なのだけれど、しっかりと撮影にきたのは初めて。土手一面に咲く「一の堰ハラネ」の桜は、桜並木とは違って斜面を埋め尽くすように咲いているので遠くから見ても圧巻される美しさだった。
因みにここの桜の品種も、南足柄市発祥である「春めき桜」なので、川津桜とソメイヨシノの中間くらいのタイミングに咲く。
川津桜とソメイヨシノの間って桜が丁度咲かない時季なので、そういった意味でも桜好きには非常にありがたい桜なんですよね〜。
実はこの日の写真は既に見頃は過ぎており、散り始めていたのだけれど、この後はずっと雨で、結局ソメイヨシノも大して見れなかったので、無理矢理にでも春めき桜を見にきて良かったと思う。
今年も奥さんとお気に入りの桜スポットへ
先述の通り、桜をゆっくり見れたのは2年ぶりということで、奥さんとお気に入りに桜スポットにも久々に行くことができました。
このホームベースの写真はオールドレンズ「スーパータクマー 55mm F1.8」で撮影撮影した写真。ピントも甘々で眠たい写真になってしまったのだけれど、これはこれでエモくて結構好きだったりする。
下のリンクから過去に執筆した「スーパータクマー 55mm F1.8」の作例記事を載せておくので参考にしてもらえたら嬉しいです。
オールドレンズの甘々な描写により、地面に落ちた花びらが輝いているようで綺麗でした。また来年も撮影に来れたらいいな。
某ウイルスの終息とコロナ前の日常を見た日
2019年から流行した某ウイルス。最初は他人事のように感じていたのだけれど、徐々に私生活にも影響してきて気付けば日常もガラっと変わってしまいましたよね。
そんなご時世だったので、普段からお世話になっている複数のカメラサークルも長らく活動休止していたのだけれど、最近少しずつ活動を再開しつつある。
4月にはお世話になっているカメラサークルの花見に参加したのだけれど、久々に会う面子と話していると懐かしくて、コロナ前の元の日常に戻りつつあるんだなぁと実感した。とにかくみんな元気そうで何よりな一日でした。
年に2日間だけ見学できる「国立印刷局小田原工場」の桜が美しかった
「国立印刷局小田原工場」は普段はお札を刷っている場所。そんな超重要な役割を持つ施設なので、一般人は普通なら立ち入ることは許されていないのだけれど、桜シーズンになると花見目的として2日間だけ敷地内に入ることができる。
昔、幼い頃に行ったことがあるらしいけれど覚えてないし、カメラを持っていくのも初めて。普段入れない国の施設なので、それだけでもドキドキ(笑)
桜の品種はソメイヨシノ。地面につきそうなくらい低い場所で咲いていたので、ポートレートなんかにも使えそう。来年また来よう。
レジャーシートやデイキャンプ用の小さいテントを張っている人たちもいて、皆んなのんびりしていたので家族連れなんかにも良さそう。
駐車場も無料だし、入場料もタダなので個人的には大満足でした。あとは花見の見学が2日間しかないので、そこがシビアだけれどオススメです!
何度通った道だって角度を変えれば見方は変わる
桜も散り新緑の季節に。少しずつ気温も暖かくなってきたことだし、ピクニックに行こう!ということで、ちょいと山へお出かけ。
いつも通りの道にいつもの風景。毎回車で通り過ぎてしまう道があるのだけれど、ピクニック前に時間も余っていたので、たまには歩いてみようということで、車を停めてお散歩することに。
普段は何も考えずにただ通り過ぎてしまうだけの慣れた道だけど、じっくり歩いてみると色んな発見があって面白い。そんな中とんでもないモノを見つけてしまった…。
車道から少し降って行った場所に乗り捨てられた廃バスがあった…。写真を撮っていて嬉しさで震えたのはいつ以来だろうか。こういう「時間の経過を感じるモノ」は大好きなので、見つけた時には興奮が収まらなかった。
バスの正面には旅館の名前が書いてある。いつ頃のバスなんだろう。旅館の名前を調べてみても全く情報が出てこなかったので、相当古いのかもしれない。
窓は割れて車体には苔が生えている。車内の椅子などは残されているが埃まみれ。タイヤは潰れて地面に埋まり、廃バスを囲うように木々が伸びている。やはり廃車になってからだいぶ時間は経ってそうだ…。
だけれど落書きも無いし人に荒らされたような形跡もない。至って状態は良好だと思う。このままこのバスが朽ちていく様子をたまに訪れて静かに見守ろうと思います。
いつもは車で通り過ぎてしまう何気ない道。車の中からでは決して気付けなかったこの廃バス。今回は気分で散歩していたから偶然見つけられたので、改めて自分の足を使うことの大切さに気付いた日となりました。
廃バスとおさらばして、ピクニックをしに目的地へ。ピクニックって何を持って行けばいいんだっけ?と奥さんと話していたけれど、結局いつものキャンプ道具を持っていくことに。
そしてテーブルの上にある紙パックの飲み物は流石に写真映えしませんね…。普通ピクニックといえば水筒とかおにぎりでしょうに!いやぁ〜誰も居ない場所とは言えど油断し過ぎました(笑)
でも誰も居ない水辺の前で奥さんとゆっくりすることができました。
まとめ
まとめっていう程まとめることも無いのだけれど、写真活動も無事に再開できた訳だし、少なくともシーズン毎にこういった撮影した写真紹介はしていきたいなぁなんて思っています。
久々に桜も撮れたし、廃バスとの出会いもあったし…また見守りたい大切な場所ができて本当に嬉しい。次は紅葉の時期にでも訪れてみよう。
また夏の終わりに、夏に撮影した写真を紹介しようと思うので、見ていただけたら嬉しいです。それでは。
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