とある日買い物に行った日にアウトドア店の店員さんから一枚のチラシをもらった。近々なにやら幕張メッセでキャンピングカーショーが開催するらしい。
キャンピングカーショーではないけれど、一度奥さんとこういった催し物に行ったことがあるのでけれど(敢えて何のイベントかは伏せておく)正直言って内容が全く面白くなくて片道3時間かけて行ったのだけれど、結局1時間くらいで帰ったのを覚えている。
そんなことが過去にあったのでこのようなイベントには少し億劫にはなっていた。しかし全国各地で開催されているキャンピングカーショーの中でも今回の幕張メッセ会場が日本一の規模で行われるらしい。
チラシを貰ってから日も近かったし、元々キャンピングカーには憧れもあったので、流れでとりあえず行ってみたのだけれどこれが本当に面白くて個人的には大満足だったのでユウマガでも紹介しようと思う。
ジャパンキャンピングカーショー
JRVA(日本RV協会)が開催するキャンピングカーのイベントのこと。毎年全国各地でキャンピングカーショーを行っている。
JRVA(日本RV協会)
今回のジャパンキャンピングカーショーを開催している団体であり、元々はキャンピングカーの普及促進に向けて設立された団体のこと。
イベントだけではなく車輌開発の際の情報提供だったり、メディアを通じた広報活動や快適に安心して車中泊ができる場所『RVパーク』の推進やキャンピングカーユーザーへのサポートなど、その他にも色々と活動している。
2023年のジャパンキャンピングカーショーの予定(2023年2月時点)
今年も様々な場所でキャンピングカーショーの予定が決まっている。2023年2月時点でいくつか開催が決まっているので一覧にまとめておく。
開催日 | 会場 | |
名古屋キャンピングカーフェア2023SPRING | 2023/2/25~ 2023/2/26 | Aichi Sky Expo ホールF |
大阪キャンピングカーショー2023 | 2023/3/11~ 2023/3/12 | インテックス大阪1号館・2号 |
東北キャンピングカーショー2023 | 2023/3/18~ 2023/3/19 | みやぎ産業交流センター夢メッセみやぎ |
北海道キャンピングカーフェスティバル2023 | 2023/4/1~ 2023/4/2 | アクセスサッポロ |
第26回神奈川キャンピングカーフェアin川崎競馬場 | 2023/4/22~ 2023/4/23 | 川崎競馬場特設会場 |
九州キャンピングカーショー2023 | 2023/5/13~ 2023/5/15 | グランメッセ熊本 |
広島キャンピングカーフェア2023 | 2023/5/27~ 2023/5/28 | 広島中小企業会館総合展示場 |
ふじのくにキャンピングカー&アウトドアショー2023 | 2023/6/3~ 2023/6/4 | ツインメッセ静岡 |
キャンピングカーフェスティバルin北陸2023 | 2023/6/23~ 2023/6/24 | 石川県産業展示館 |
東京キャンピングカーショー2023 | 2023/7/1~ 2023/7/2 | 東京ビッグサイト |

ジャパンキャンピングカーショー2023 in幕張
今年はもう終わってしまったのだけれど、ジャパンキャンピングカーショー2023 in幕張は、幕張メッセにて2/3〜2/6の4日間に渡って開催された。

入場料と公式パンフレット
終わってしまったイベントなのでザックリとだけれど、入場料は当日券だと大人の電子チケットが1,500円/紙チケットが1,800円。前売り券だと電子チケット/紙チケット共に1,000円となっていた。基本的に小人料金は大人料金の半額。そしてペットが1頭につき500円。
ということで前売り券が1番安い。当日券なら電子チケットが少しだけお得なのでオススメ。紙チケットで買うメリットが無いのでご注意を。
また「公式パンフレット付きチケット」は前売り券限定で、大人が1,450円/小人が950円となっている。駐車場代は車1台1日1,000円。バイクなら1日200円。
因みに公式パンフレットは会場でも販売しているけれど、販売数が少ないので午前中で完売してしまう。案の定ワイも手に入れられなかったので、パンフレットが欲しい人は「公式パンフレット付きチケット」を前売り券で購入することが必須だと思った方が良いかもしれない。
300台以上が集結!国内最大級規模を誇る幕張メッセでのキャンピングカーショー
幕張メッセで開催されるジャパンキャンピングカーショーの最大の魅力はキャンピングカーが300台以上が展示される圧倒的な数の多さ。大阪会場でも200台弱とかなので如何に幕張メッセ会場の規模がデカいかが分かる。
ただでさえ高価な買い物になることは間違いないので、購入を検討している人は来年開催されるであろう幕張メッセの会場に足を運ぶことをオススメする。
流石は国内最大級!駐車場に並ぶキャンピングカーの数に圧倒される
やはりこれだけの規模で行われるイベントだから遠方から来ているキャンピングカーも結構ある。分からないけど横浜で行われるカメライベントの「CP+」みたいに幕張メッセはキャンピングカーファンの聖地みたいなものなのかもしれない。




ロデオキャンピングカー…渋すぎる…。運転手は居ないか、中から人が出てきたらどうしようとか思いながら何枚もシャッターを切ってしまいました(笑)マジでかっこいい…。
こんなにキャンピングカーだらけの場所に駐車しないといけないのかよ!と思った普通車乗りのそこのあなた!安心してください。
どうやって区分けされているのかは分かりませんが、普通車とキャンピングカーの駐車位置は分けられていますので、ご安心ください。
いざ幕張メッセへ!ペットも入場可能!
駐車場を過ぎると幕張メッセへ繋がる連絡通路がある。光が美しく滅多に来れる場所でも無いので何枚か奥さんをパシャリ。早朝や夕方ポートレートなんてやったら結構面白そう。




そんなこんなして歩いていると犬がやたらと歩いていることに気づく。なにやらペットも会場に入れるらしく、そこらじゅうに犬の散歩をしている人がいる。犬好きのワイからしたら堪らない。

ペットも会場に入ることができるのだけれど、1頭につき500円の入湯料がかかる(抜かり無いな)。ペット同伴の専用入口は無く一般入口での入場となる。
にしても夫婦でペットを3頭も4頭引き連れて歩いている家族がチラホラいたけれど、結構入場料かかっていたんだな(汗)みんな心にゆとりのある生活が垣間見えて羨ましい。
5ホール300台以上が展示されている幕張メッセ会場内へ
連絡通路を歩き幕張メッセへ到着。そこで入場に並ぶのかと思いきや意外とすんなり入れた。13時っていう微妙な時間だったからかもしれないけれど、朝は並ぶのかもしれない。早速だが会場へ入場する。




写真を見てもらえば分かるように様々な関連メーカーが出展している。因みに上3枚の写真は3ホール分で、見えはしないが会場を隔て隣に4・5ホールもある。
キャンピングカーだけが並んでいると思っていたのだけれど、他にも「旅行」「アウトドア」「ペット」「食事」「防災」「エンタメ」などのキャンピングカーから派生する様々なジャンルをコンセプトゾーンとして展開されていた。
キャンピングカー購入を検討している人だけでなく、車中泊好きな人にも色んな刺激があるはず
キャンピングカーの購入を検討している人は勿論なんだけれど、車中泊好きな人にもオススメしたい今回のイベント。キャンピングカーは如何に車内で快適に過ごせるかを考慮して製造されている。
なのでキャンピングカーの作りを知るだけでも、普段している車中泊では湧いてこないアイデアなども生まれるかもしれない。そんなインスピレーションの宝庫のようにも感じた。
とりあえず会場内の様子をベラベラ述べるよりも写真で見た方が早いと思うので、ここからは会場の写真を一気に載せていこうと思う。因みに展示されている車の車内に入ることができる!




軽自動車のキャンピングカーとは言え馬鹿にできない。後部座席部分はフルフラットに改造されていたり、ソーラーパネルにより発電が可能だったり、天井部分に穴を開けて寝るスペースを作ったりと色んな工夫が施されていた。

これ以外にも色んな軽キャンピングカーがあったのだけれど、どれも個性があって見ていて面白い。中にはサウナを積んだサウナカーなどもあり、流行を感じるモノもあった。


ペットモデルのキャンピングカーという車もあり、乗り降りに困らないように梯子が付属していたり、車内を汚しても気にならないように防臭のカバーを使用していたりとペットも快適に過ごせるような設計となっている。

そういえば人だかりが出来ており野次馬に参加してみたら、おぎやはぎのお二人とピーターさんがテレビか何かの収録をしていた。車の中でハットを被っているのがおぎやはぎの矢作さん。


マットな質感でイカしたカラーのハイエースがあった。主にハイエースのキャンピングカーを取り扱っているToy−Factory(トイファクトリー)の出展車だ。これは痺れる。

こんな変わり種も展示されていた。アメリカの公的機関などでも活躍しているPOLARISバギー。ゴツくてかっこいい…。バギーは災害やレジャーなどで使用されているらしい。


色んなキャンピングトレーラーも展示されていた。外から見ると狭そうな印象だったのだけれど、中に入ると驚くほど広く思えた。なんかもう寝台列車のような別空間だった(寝台列車乗ったことないけど)。

色んな会社がハイエースのキャンピングカーを出展しているのだけれど、個人的にはKATO MOTERの内装が1番刺さったかもしれない。


内装のインテリアには木がふんだんに使われているせいか、ほのかに木の匂いがして落ち着く。他にも何点か車を展示していたけれど、どの車も木を中心とした内装と明るい色合いが特徴的なメーカーだった。

キャンピングカーメーカーの最大手の一つであるバンテックのブース。白を基調としたようなブースにはどこか近未来感すら感じる(笑)


時間が無かったのでキッチンだけ撮影。お高い価格だけあって内装がもはやホテルクラスに美しい。
そういえばゆるキャンデザインのキャンピングカーもあったりグッズも売られてたりとファンには嬉しい。以下写真は色々気になった車をパシャリ。






飲食店スペースも特設されている
飲食店スペースも設けられているのだけれど、圧倒的に席が足りてないので常に席の取り合いとなっていた。出店数は5店でカレー屋は売り切れとなっていたので、あんまり遅い時間に行くと売り切れているかも。

まとめ
以前こういった別のイベントがあんまり面白くなくて、正直言って期待半分みたいなところもあったけれど、ジャパンキャンピングカーショーは大満足でした!本当に行って良かった。

実際に車の中にも入れるし快適さを追求したキャンピングカーの中はどうなっているのか、インテリアとして内装はどんな装飾となっているのか。
普段なかなかキャンピングカーに触れられる機会もないし、このようなイベントが無いと縁が無いので遠路遥々来た甲斐はあった。

車中泊好きな人やキャンピングカーの購入を検討している人は楽しめると思うので、今年他県で開催されるイベントや来年の幕張メッセでのイベントに足を運んでみてはいかがだろうか。

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