ユウマガでも何度か紹介している山梨県の北杜市。八ヶ岳の麓にある長閑な町なのですが、本当に大好きな場所で毎年訪れていたりします。
今回の記事は少し前に訪れた内容となっているので、若干時間が経っていますが、色々と考えさせられるスポットでしたので、記事にしてみようと思いました。
いつもとはちょっとだけ違う角度から北杜市の魅力を写真を中心に紹介していこうと思います。


誰にも気付かれず静かに北杜市の自然に還る
今回も適当にふら〜っと行く当ても無く、無計画に行き当たりばったりで北杜市を楽しんでた訳ですが、人気の無い場所に辿り着いてしまった。


立ち入り禁止になっている訳でも無いので、何だろう…と思い散策してみると、どうやら廃ロッジっぽいですね。おまけに登山道入口もある。

清里っぽさ全開の小屋がありました。ずいぶんと古びていましたが、この雰囲気がたまらなく好きなものでして…。現役として使われていた頃のことをついつい妄想してしまうんですよね。



ホールなのか食堂なのか、結構大きかった気がします。もう草が生い茂っていて近付く気力はありませんでしたが(笑)

秋の清里高原と言えば人気の観光地なんだろうけど、その賑やかさが全く感じられない。廃墟っぽいけれどそこそこ建物は綺麗だし異世界転生でもしてしまったような気分。
過去の賑やかで楽しかったであろう日々は今も人々の記憶の中に
駐車場側の散策で登山道に繋がっている場所なのは分かった。では少し怖い気もしますが廃ロッジ側も散策してみようと思います。


埃は被っていますが、つい最近まで使われていたような状態の良い洗い場が何とも生々しく残っていました。帰ってみてここを調べると、閉業したのはまだ数年前とのこと。

雪の重さに耐えられなかったのでしょうか。洗い場の屋根が大きく沈んでしまっています。今にも一部が崩落してくるかもしれない結構危ない状態。

ロッジの中も窓越しですが非常に良い状態です。今でも使われていそうなくらいの状態でしたので何だか不思議な感じ。
あと実はここの施設のHPは今も存在しているのだけれど、なぜ閉業してしまったのかは分かリませんでした。しかし利用者の口コミなんかもあったりして、満足度の高い評価ばかりでした。
それだけに何故閉業してしまったのかは謎が深まるばかりですが…。立地的にもここを全て取り壊して、事業を起こすのも考えにくいですし、そう考えるとあとはゆっくりと自然に還っていくのでしょうか。
昔は学校の行事などで学生さんにも使われていたとか。色んな人に愛されたアウトドア施設だったのでしょうね。遠い過去の記憶の中で、ここでの楽しかったできごとを思い出してもらえたらなぁ…なんて思ってしまいました。

まとめ
今回はこんな感じでアンダーグラウンドな北杜市のスポット?を紹介してみました。この施設の口コミを見ていると何だか寂しい気持ちになったりもします。
北杜市の特に清里は昭和の頃に第二の原宿なんて呼ばれるくらいの人気観光地でしたが、最近までは廃墟だらけで廃れてしまった観光地となっていました。
最近はまた賑わい始めてきているようですが、そんな栄枯盛衰を経験した町だからこそ、余計にこういった廃施設に色々感じてしまう訳です。
この記事が、過去にこの施設を利用した人の目に留まってくれることを願うばかりです。




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