以前執筆した『山梨県北杜市にある清里高原で大自然と触れ合う』の続き。八ヶ岳高原大橋を渡り清里高原を後にし、隣町の北杜市大泉町へとやってきました。
何度も清里高原来ているので、同時に何度も北杜市にも訪れている僕ですが、この「大泉町」に訪れるのは初めてのことだったりします。
何故この大泉町に訪れたかというと…まぁただの好奇心ですね(笑)まだ見ぬこの町にはきっと面白いモノがある!そんな安易な考えでやってきてしまいました(汗)
だがしかし、こんな考えも捨てたもんじゃない!個人的な意見になってしまいますが、写真が趣味な僕の考えとしては、写真とは自分の足で被写体を見つけるモノだ!と勝手に思っている。
決められたロケーションでしか撮影しない。こんなつまらないコトはない!と少々熱が入ってしまいましたが、だからこそ好奇心を持って知らない町に飛び込む。そこから色んな出会いや物語が生まれると思っている訳ですね〜。
ということで、前置きが長くなってしまいましたが、今回訪れた大泉町がどんな町か写真と共に紹介していこうと思います。


北杜市大泉町ってどんなところ?
ネットで検索してもあまり詳細が出てこないのがこの大泉町。普通の山奥にある町と思いきや、ペンションやおしゃれなカフェもあり、八ヶ岳の麓ということもあって広々とした風景が広がっている。また清里よりも人通りや車も少ない為、のんびり静かに過ごしたい人にはうってつけの町だと思います。

カメラをぶら下げて、静かな町の中を散歩する。あぁ…なんてストレスフリーなんだろう。清里同様、古い建物が綺麗な状態で残されている。マニアには堪らないはず。



美しい…ある程度の都市になると落書きや悪戯が当たり前のように行われているので、このような撮影が困難だったりするので非常に嬉しい。八ヶ岳エリアらしい木材建造物いう点も自然と同調していて様になっていますよね。偶然出くわした被写体ですが、これだから町散策はやめられなかったりする訳です。
むむ!?散策していると、何やらボーリングのピンらしき物が見えてきたではありませんか!!

近づくと…アイス屋さんのようだ。今年の営業は終了してしまったらしく、営業はまた来年らしい。非常に気になるのでまた来てみよう。面白い風景も沢山見れたところで、場所を変えて、八ヶ岳方面へと向かいます。
自然とアートの調合『八ヶ岳倶楽部』
八ヶ岳方面に車を走らせている途中に気になる建物を発見しました。その名も『八ヶ岳倶楽部』。ここは1989年に俳優である柳生博さんが手掛けたらしく、「森っていいね」を合言葉に、自然に対する様々な情報を発信してきたようです。

今では、雑木林を眺めながら食事のできるレストランや、手工芸品を手掛ける様々な作家さんの作品を購入できるギャラリーだったり、整備された雑木林の中を散策できるような施設になっています。
特に驚いたのが、そのギャラリーの豊富さ。安価に購入できるクラフト雑貨から大型の家具までジャンルは様々。中には1点ものの商品も多く、色んな作家さんが出展している為、見ているだけでも楽しかったりします。木工雑貨やアンティーク好きな人にはたまらない場所です。
ギャラリーの紹介などウェブサイトがありましたのでこちらに掲載しておきます。気になる方は覗いてみてください。

写真には写っていませんが、上のジョウロとは別に、アンティークなジョウロが出展されていました。ジョウロだけでもこの数なのは驚きですよね。また北欧の手芸品なども出展されていたり、実際に手に取ることができる。ショッピングモールの雑貨屋などで販売されている雑貨とまた違った魅力を感じたりします。

とにかく木工時計や食器類、衣類など様々な作品が揃っている。ちなみにネット通販でも購入できます。オンラインショップはこちらから。

ギャラリーの外観の一部。なるほど、自然とアートを謳っているだけあって、ナチュラルに細かいところもセンスが光っています。これは散策し甲斐がありそうだ。ギャラリーを抜けると、雑木林を散策できる。今は冬の景色ですが、季節ごとに違う景色を四季折々に楽しめるようです。

景観を壊さないように遊歩道も整備されている為、より自然を感じられる作りになっています。夏には深緑の木々と白樺が、秋になると一面燃えるような紅葉を見ることができるみたいですよ。木々の葉も落ち今の時季になると沢山の野鳥が現れるそうです。バードウォッチャーの方にはたまらないロケーションではないでしょうか。

見ての通り、この雑木林は結構広いです。八ヶ岳の風を感じて、美しい白樺の木々を横目にゆっくり歩を進める。殺伐とした日常では味わえない安らかなひと時だ…。この雑木林でもアートを感じられるようになっており、要所要所に作品が展示されています。


ついつい近くまで行ってみたくなってしまう。このような惹きつけられる展示物や建物が雑木林にいくつも点在しています。

これだけ多くの作家さんの作品に触れられて、この規模の自然を散策できて、入場料と駐車場は無料。これは是非お時間が許すようであれば立ち寄ってもらいたい場所です!きっと素敵な景色とお土産に出会えるはず!
木工雑貨やアンティーク品が好きな僕にとっては是非もう一度訪れたい場所でした。こんな素敵な出会いがあったのも好奇心を持って知らない大泉町へ飛び込んだこと他ならない。被写体は自分の足で探す。だから写真は面白いのだ!
もう少しだけ北杜市の旅は続く。
ゆっくり静かに時間が流れる北杜市の大泉町。人気観光地である清里高原とはまた違った静かな大自然を感じることができる。癒しを求めてする旅なら、大泉町に立ち寄ってみるのもいいかもしれない。

今回使用したカメラ機材


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