好奇心の赴くままに。北杜市大泉町へ。

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前回の記事の続きで、八ヶ岳高原大橋を渡り清里高原を後にし、隣町の北杜市大泉町へとやってきた。
何度も清里高原来ているので、同時に何度も北杜市にも訪れている僕ですが、この『大泉町』に訪れるのは初めてのことだ。
何故この大泉町に訪れたかというと…ただの好奇心である。まだ見ぬこの町にはきっと面白いモノがある。そんな安易な考えである。
だがしかし、こんな考えも捨てたもんじゃない。個人的な意見になってしまうが、写真が趣味な僕の考えとしては、写真とは自分の足で被写体を見つけるモノだと思っている。
決められたロケーションでしか撮影しない。こんなつまらないコトはない。だからこそ好奇心を持って知らない町に飛び込む。そこから色んな出会いや物語が生まれると思っている。

北杜市大泉町ってどんなところ?

ネットで検索してもあまり詳細が出てこないのがこの大泉町。普通の山奥にある町と思いきや、ペンションやおしゃれなカフェもあり、八ヶ岳の麓ということもあって広々とした風景が広がっている。また清里よりも人通りや車も少ない為、のんびり静かに過ごしたい人にはうってつけの町ではないだろうか。

大泉町の風景1ゆっくり時間が流れる大泉町

カメラをぶら下げて、静かな町の中を散歩する。まさにストレスフリーで快適である。
清里同様、古い建物が綺麗な状態で残されている。マニアには堪らないだろう。

大泉町の風景2珈琲屋さん…今は営業してない模様
大泉町の風景3
大泉町の風景4人気の感じない美容室

美しい。東京や神奈川では落書きや悪戯が当たり前のように行われている為、このような撮影が困難なので、非常に嬉しい。八ヶ岳エリアらしい木材建造物いう点も自然と同調していて、様になっている。偶然出くわした被写体だが、これだから町散策はやめられない。

ん?歩いていると、何やらボーリングのピンらしき物が見えてきた。

大泉町の風景5謎のボーリングのピンが現れた

近づくと…アイス屋さんのようだ。今年の営業は終了してしまったらしく、営業はまた来年らしい。非常に気になる為、また来よう。
面白い風景も沢山見れたところで、場所を変えて、八ヶ岳方面へと向かう。

自然とアートの調合『八ヶ岳倶楽部』

八ヶ岳方面に車を走らせている途中に気になる建物を発見した。その名も『八ヶ岳倶楽部』。
ここは1989年に俳優である柳生博さんが手掛けたらしく、「森っていいね」を合言葉に、自然に対する様々な情報を発信してきたそうだ。

八ヶ岳倶楽部入り口八ヶ岳倶楽部入り口

今では、雑木林を眺めながら食事のできるレストランや、手工芸品を手掛ける様々な作家さんの作品を購入できるギャラリーだったり、整備された雑木林の中を散策できるような施設になっている。
特に驚いたのが、そのギャラリーの豊富さ。安価に購入できるクラフト雑貨から大型の家具までジャンルは様々だ。中には1点ものの商品も多く、色んな作家さんが出展している為、いつまで居ても飽きない。木工雑貨やアンティーク好きな人にはたまらないだろう。

八ヶ岳倶楽部のギャラリー販売されている作品の一部

写真には写ってないが、この向かいにもアンティークなジョウロが出展されていた。ジョウロだけでもこの数なのは驚きだ。また北欧の手芸品なども出展されており、実際に手に取ることができる。ショッピングモールの雑貨屋などで販売されている北欧風の物との違いは一目瞭然だ。

八ヶ岳倶楽部のギャラリー北欧の手工芸品による敷物のサンプル

とにかく木工時計や食器類、衣類など様々な作品が揃っている。ちなみにネット通販でも購入できる。

八ヶ岳倶楽部の風景いたるところにアートを感じることができる

ギャラリーの外観の一部。なるほど、自然とアートを謳っているだけあって、ナチュラルに細かいところもセンスが光る。これは散策し甲斐がある。
ギャラリーを抜けると、雑木林を散策できる。今は冬の景色だが、季節ごとに違う景色を四季折々に楽しめるようだ。

八ヶ岳倶楽部の雑木林ギャラリーを抜けると雑木林を散策できる

景観を壊さないように遊歩道も整備されている為、より自然を感じられる作りになっている。夏には深緑の木々と白樺が、秋になると一面燃えるような紅葉を見ることができるそうだ。木々の葉も落ち今の時季になると沢山の野鳥が現れるらしい。バードウォッチャーの方にはたまらないロケーションだろう。

八ヶ岳倶楽部の雑木林木々の葉も落ち、長い冬を迎える

見ての通り、この雑木林は結構広い。八ヶ岳の風を感じて、美しい白樺の木々を横目にゆっくり歩を進める。殺伐とした日常では味わえない安らかなひと時だ。
この雑木林でもアートを感じられるようになっており、要所要所に作品が展示されている。

雑木林に置かれた椅子実際に座ることもできる
雑木林の中に現れるアートな建造物独特な色のドアに惹きつけられる

ついつい近くまで行ってみたくなってしまう。このような惹きつけられるモノが雑木林にいくつも点在している。

ようこそ八ヶ岳倶楽部へ歓迎してくれるお人形さん

これだけ多くの作家さんの作品に触れられて、この規模の自然を散策できて、入場料と駐車場は無料。これは是非お時間が許すようであれば立ち寄ってもらいたい場所だ。きっと素敵なお土産と景色に出会えるはず!
木工雑貨やアンティーク品が好きな僕にとっては是非もう一度訪れたい場所である。
こんな素敵な出会いがあったのも好奇心を持って知らない町へ飛び込んだこと他ならない。被写体は自分の足で探す。だから写真は面白い。

もう少しだけ北杜市の旅は続く。

ゆっくり静かに時間が流れる北杜市の大泉町。人気観光地である清里高原とはまた違った静かな大自然を感じることができる。癒しを求めてする旅なら、大泉町に立ち寄ってみるのもいいかもしれない。