前回の記事に引き続き、今回も北海道道央周遊旅行4日目になりますが、今回の記事で最終回となります。いや〜長かったぜ〜。
前回の記事でも執筆した通り、前日の雨により大きく観光のルートを変更された旅行3日目でしたが、最終日はなんとか晴れてくれました。
ということで、再び北海道の素晴らしい風景を色々と紹介していこうと思います。


ウネウネとどこまでも続く「ジェットコースターの路」
デッカイドウな北海道ということで、一本道一つ取っても規模が違います。丘の上にそのまま道路を敷いたような上下にウネウネな面白い道「ジェットスターの路」。
全国的にも有名な北海道斜里町の一本道「天に続く一本道」は素晴らしい景観ですが、それに負けず劣らずな一本道だと思っています。
本土ではなかなか拝めない規模の個性的な一本道ですので、近くまで行く機会があれば、是非訪れてみてください。

ジェットコースターの路までのアクセス
| 住所 | 北海道空知郡上富良野町西11線 |
| 駐車場 | 無し |
観光地地は言えど、ただの道なので、これといった住所はないのですが、大体は上記の住所で辿り着けるかと。旭川市中心部から約40分ほどで辿り着けます。
駐車場は特にないのですが、このジェットコースターの路に路駐するのも禁止されています。至るところに看板が建てられています。
おそらくSNSなどで有名になってしまい、この周辺のマナーが悪化してしまったのでしょうか。訪れた身としてはなんとも複雑な気持ちだったり。
付近には住宅もありますので訪れる際はマナー厳守で。あとは自己責任でお願いします。
先が見えないほどに湾曲した奇怪なジェットコースターのような路
わぁ〜本当にジェットコースターのようだぁ〜とはしゃぐ私でございますが、大のジェットコースター嫌いでございまして…。乗ったことを想像しただけで気持ち悪くなってしまう程に相性が悪いんですよね(笑)
そんなことはどうでもいいとして、このジェットコースターの路は上富良野市民から選ばれた「かみふらの八景」にも選ばれているくらい地域住民にも愛されたスポットとなっています。

約4.5kmにも及ぶアップダウンした一本道がなんとも奇怪で、なかなか見れない風景でとても面白いんですよね。周りには田園や丘陵などを眺めることができ、天気が良いと十勝岳連峰も見えるのだとか。

絵本の中の世界のような「マイルドセブンの丘」
昭和52年のマイルドセブンのCMポスターで一躍有名になった「マイルドセブンの丘」。SNSも無い時代、CMなどで使用された風景などが話題になっていたんでしょうね〜。なんだか良い時代ですね。
CMで使用されてから48年…約半世紀が経とうとしていると考えると、なんだか感慨深いですよね。人気スポットなだけあり心地良い場所でしたので紹介していきます。

マイルドセブンの丘までのアクセス
マイルドセブンへのアクセスはこんな感じ。駐車場は道路脇にあり、それなりにスペースはある。Pの看板があるので、そこ停めれば問題ないかと思います。
また、実はマイルドセブンの丘というのが近くにもう一つありまして、そこと間違わないように気をつけてください。そちらも以前は有名なスポットでしたが、観光客のマナーの悪さから、そこのシンボルである木々を伐採してしまったのだとか。
地主さんからしたら寂しい話ですよね。
| 住所 | 北海道上川郡美瑛町字美田 |
| 駐車場 | 約20台 |
マイルドセブンの丘から無心で流れる雲を眺める
あれがマイルドセブンの丘か〜。んん〜風が心地良い。周りには遮るものが何もないんですよね。

サ〜とそばの花が風に揺れる。風の音以外他の雑音も聞こえない。童話や教科書の中の世界観そのままのようにも感じるほどに懐かしい記憶が思い起こされる。
穏やかに流れる雲や揺れるそばの花を眺めながら、少しの間、無心を楽しみました。

マイルドセブンの丘のすぐ横になにやら看板が建てられている…。

森の中にジム!!!漫画の世界か何かでしょうか…流石にこんなの現実で見たことないぞ(驚)得体の知れないこのジム…正直なんなのか分からずに恐くて立ち入れなかったのですが…なんと…。
誰でも自由に使っていいらしい!!調べて後々知ったのですが、誰でも使用できるとのこと。知ってれば触れていたのに〜。ということで、全国のマッスルになりたいそこのあなた!マイルドセブンの丘があなたを呼んでいますよ。
メルヘンの世界観を味わえる「赤い屋根のある丘」
北海道らしいというか、Windowsのデスクトップ画面で見たことのあるような、素敵な風景がまだまだ北海道にはありましてですね。
広い青空と美瑛町の緑一色の丘の風景にそぐわない真っ赤な屋根の家がポツリと建っている場所があるんですね。本当にその風景が素敵でして。昔ここの風景がCMに使われたのだとか。

赤い屋根のある丘までのアクセス
| 住所 | 北海道上川郡美瑛町三愛 |
| 駐車場 | 数台 |
最寄りはJR「美馬牛駅」から徒歩で約30分ほどの距離なので、自動車は必須だと思われます。駐車場については路肩に駐車できるスペースが数台分あるので、そちらに停めておけば問題ないかと。
またこの周りにも畑などがありますが、当然ながら私有地となりますので基本的には立ち入り禁止です。
まるで絵画の中のいるような美しい過ぎる風景
「ポツン構図」が大好物な僕ですが、今回の旅行で最も行きたかった場所の一つである「赤い屋根のある丘」。写真家の前田真三さんの写真が有名だったりします。
ここでの楽しみ方は、遠くから眺めることだけなので、分からない人には分からないような人を選ぶスポットではあるのですが…。
写真好きで且つポツン構図が好きな人には聖地のような場所でもあるんですよね!まぁよくこれだけ家の周りに無駄なモノが無く、緑や青といった自然色と対をなす赤を選んだな〜と。配色が完璧過ぎて本当感動モノですわ。

赤い屋根のある丘を撮影する時期は8月の午後がオススメ。光の当たり方やその時季だと緑一面の丘となっていて赤い屋根が一層映えます。
とにかくここに来たくてめっちゃ奥さんを振り回してしまったのですが…(汗)それほどに撮影していて楽しかったです。是非訪れてみてください〜。
壮大なラベンダー畑やカラフルな花畑を楽しむことができる「ファーム富田」
前の記事でも紹介した「白金青い池」と並ぶほどの北海道の代表的な観光地である「ファーム富田」。漏れずに僕らも行ってきました。
ラベンダー畑が有名でして、この施設の最寄りの駅の名前が「ラベンダー畑駅」というガチっぷりです。ラベンダー楽しみや〜と思いつつ向かいましたよ。まぁね、色々ありましたけど…それは後ほど。
ファーム富田までのアクセス
| 住所 | 北海道空知郡中富良野町基線北15号 |
| 営業時間 | 9:30~17:00(季節により変更あり) |
| 駐車場 | 100台(無料) |
富田ファームは意外にもアクセスが良く、「旭川空港」から車で約45分JR「ラベンダー畑駅」からは徒歩で約7分ほどで到着します。
営業時間に関しては季節によって変わるらしいのでご注意を。オフィシャルサイトに本日の営業時間と丁寧に記載して入れているのでリンクを貼っておきますね。
お盆休みだとラベンダーが刈り取られてしまっている可能性があるのでご注意を
色んなメディアに取り上げられることの多いファーム富田のラベンダー畑。間違いなくここの目玉ではないでしょうか。
僕らも意気揚々と訪れた訳ですが…ラベンダー全部刈られてますやん(泣)いやね、知ってはいたんですよ…見頃は7月下旬までだって。でも希望は持ちたいじゃないですか。でもやっぱりダメでした(笑)

昔は8月上旬とかでもラベンダーがあったみたいですが、ここ最近は刈り取られる時期が早まっているのだとか。まぁこればかりは仕方ないことなんですけどね。
ただしカラフルな花畑などはまだ植えられていました。ラベンダーが無かったショックで花の品種などは調べる気力はありませんでしたという言い訳をしておきます。


とその時ラベンダーらしき花畑を発見!と思いきや全く違う品種でした。名前なんだっけ。もう覚えてないから君の名前はラベンダーモドキと命名しよう。


まぁでも北海道でも屈指の観光地なだけあって観光客が物凄いことになっていますね。肩をぶつけ合って歩く感じです。
秋に向けて準備している職員の方たちがいました。あなたたちのお陰で美しい花畑を堪能できています。こういうのって結構大変な作業ですね。感謝しないとですね!



実際にこの目でラベンダー畑は見ることはできませんでしたが、それでも花畑の規模としては壮観ではありました。ラベンダー後でも十分楽しめることは分かったので、それだけでも収穫かなと。
またここでのお土産も個人的には結構刺さりまして、かなり豊富な数のドライフラワーが売っているんですよね。お土産として持って帰るには花が崩れないように気を遣うのでしょうが、好きな人にはたまらないと思います。
結果行って良かったですので、是非訪れてみてください。


麦畑に囲まれた道央旅行最果ての地「エアゾムプリン製造所」
旅の最終地点である「エアゾムプリン製造所」は名前の通りプリンの製造・販売行っています。先に言っておきますが今回このプリンを購入することができませんでした。
というのも非常に人気なお店なうえに、製造数も非常に小規模な為、予約販売らしく今回は数ヶ月待ちとかだったっけな…。一応旅行には間に合ったのですが、ルート的に都合が悪く今回は諦めることに。
ですので購入を考えている方は早めの注文を検討したほうが良さそうですね〜。
エアゾムプリン製造所までのアクセス
| 住所 | 北海道富良野市平沢38 |
| 営業時間 | 11:00~17:00 |
| 定休日 | 月・火・水 |
| 駐車場 | 数台 |
ものすごい場所にあるプリン屋さん。最寄りのJR「富良野駅」から徒歩で6時間以上という脅威の場所にありましてですね。車は必須となります。
自動車であれば富良野市街地から30分ほどで到着します。
丘のその先の見えない所まで続く黄金の麦畑
おいお前、プリン買えなかったのに何しにプリン屋さんまで来たんだよ。はい、そうなんです。僕もそう思います。ただですね、最初はどうしてもこのプリン屋さんに来たかったんですよね。
色々都合が合わずに購入することができませんでしたが、そのお店を一目拝もうと足を運びまして…。

こちらがお店でございまして。いやもうね、絵本というか絵画というかハリーポッターの世界観というか…もう何と言うか。あまりの美しさにシャッターが止まりませんでしたね。因みにこの日はお店はお休みでした。


お店に続く道は一本道でして、周りの風景は360°見渡す限りの黄金の麦畑が広がっております。周りに遮る物が無いので、風が吹くと麦畑がサ〜っと音を立てて靡くんですよね。
あまりにも素晴らしいロケーションに夫婦共々言葉を失っていましたね。


とまぁこんな感じで、次こそはこちらのプリンの味をレビューできたらと思っております。
まとめ
今回の記事で北海道道央周遊旅行シリーズは最終回となります。全部で4記事に分けて執筆しましたが、まぁボリュームがあって結構大変でした(笑)
ただですね、やっぱり凄いですわ北海道は。本当に景色が美しいんですよ。景勝地とかは勿論なのですが、そこら辺の森とか丘とか道とか。
少し大袈裟に言うと目に入るもの全てが美しいんですよね。撮影する人なら尚更訪れることをオススメします。それほどに記憶に残る風景の数々でした。
今回の記事でも紹介したエアゾムプリン製造所をはじめ、ナイタイ牧場や他にもまだまだ見たい場所もありましたので、必ずまたリベンジに訪れたいですね。
まとめも長くなってしまいましたが、今回の旅の記事が誰かの為になれば幸いです。ありがとうございました。

今回使用したカメラ機材


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