僕ら夫婦で年に一度の恒例行事となっている原岡海岸訪問。毎年6月に訪れるのですが、今年は少し出遅れて7月になってしまいました…。
原岡海岸に来たときは何か撮影方法を変えようと、一昨年は「ブラックミストNo.01」、去年は「写ルンです」でお届けしてきました。
今年はどうしようと悩んでいたところ、少し前にカメラ友達からフィルムカメラ風に加工できるスマホアプリ「FIMO」が良いよ!という話を教えて頂きました。
それから気になっていたので今回試してみることに。実際に使ってみるとびっくりするくらいのフィルム感!正直侮っていました…。撮って出しでもう完成されている感動…スマホアプリ恐るべし。
そんな感じで今年はスマホアプリ「FIMO」縛りで原岡海岸を撮影してきましたので写真の雰囲気など作例を紹介していこうと思います。
・エモい写真が好き
・スマホで簡単にフィルム風な写真が撮りたい
・レタッチ(写真加工)に疲れたので手軽にフィルム風を楽しみたい

FIMOとは
「FIMO」とはFIMO Studioによって開発されたアプリケーションのことで、スマートフォンやタブレットで簡単にレトロ・フィルム風に写真撮影をすることができます。iOS・Androidのどちらの機種にも対応しています。
初期設定で選べるフィルムは5種類、ログインすれば更に無料でフィルムを追加できる
初期設定では「EK80」「Business 400」「Aesthetic 400」「LM Color 100」「PAN100」の5種類のフィルムを使うことができます。
またApple IDもしくはGoogleからログインすれば、更に無料でフィルムを追加することができます。今回は「LM Color 100-Ⅱ」を無料追加することができました(しかし無料追加できるフィルムは時期によって変わる可能性有り)。

有料なら61種類のフィルムを使え、廃盤となったフィルムも使用することができる!
まず言わせてほしい。いやぁ〜素晴らしい!フィルムの再現度もですが、選べる豊富さと、何よりも廃盤(現在では製造されていない)となってしまったフィルムまであるなんて!
中でも2018年に廃盤となってしまったNATURA1600(ナチュラ1600)もある…。う〜ん、かなり気になるので有料版にしようか非常に悩むところ。

・1年のサブスクリプションが3,400円
・永久使用ライセンスが10,000円
有料プラン(FIMO PRO)はこんな感じ。月額で選べないので高価に見えてしまうけれど、月額換算したら大体283円くらい。
少しだけ使ってみたいという人に年縛りのプランを組ませることになってしまうので、正直そこはデメリットになってしまうんだろうなぁ。
しかし実際にフィルムを購入するとなると安くても1本1,000円以上は軽く超えてきます。現像代まで含めると1本のフィルムで3,000~4,000円なんてこともザラにあります。
カメラをやっている僕から言わせてみればコスパは良く思うのですが、使うユーザーによって感覚は違ってくるかもしれませんが…。
今年も行ってきました!FIMOでお届けする原岡海岸。作例や写真の雰囲気など
5つのフィルムが無料で使えるのですが、今回はKodakのエクター100フィルムに非常に似ている「EK 80」で撮影してみました。
凄いぞFIMO!思った以上に本格的なフィルムっぽい写真に驚きました。
2016年頃だっけな?過去にフィルム風に加工してくれる写真アプリ(名前は忘れた)があったので使ってみたのですが、まぁレトロな感じはするのだけど、フィルム風には程遠いというか…。
出端を挫かれたように、それからフィルム風に加工してくれる写真アプリって使わなくなってしまったんですよね。なんか違うなってなってしまいまして…。

この写真を撮影した時に、光の写り方が綺麗で驚きました!少しシャドウがキツめな部分なんかもフィルムっぽいし、透明感のある描写が素晴らしい!

この階段の光も良かったです。全くの無加工、撮って出しでこの描写で撮影できるのか…と改めて最近のスマホの可能性を感じて驚嘆してしまいました。

今年も房総半島を下へ下へ降り続けて南房総市富津町にある原岡海岸(原岡桟橋)に行ってきました!訪れるのは今回で6回目?くらいになるのだけど、ユウマガで紹介するのは3回目。


写真を見てもらえば分かるように、今回原岡海岸に来れたのは7月29日。6月中に来るはずが、今までで最も遅い日にここへやって来た訳だけど、この時期にもなると海開きしていて、地元のスイミングスクール?か何かが海のレクリエーションみたいなことをしていて大いに賑わっていました。






エモい!は流石に感想が浅はか過ぎましたね(笑)でもぼんやりとした夕日の光とかも捉えられているので、撮って出しにしては感動的。





加工感出過ぎというか、単純に露出の上げすぎなんだろうな…。僕のミスでもあります。時間帯的にも眩しくて確認を怠ったのもありますが、もう少し露出を下げればフィルム風な写真になるかもしれません。


6回目にして初めて晴天となってくれました。お陰で富士山も見ることができて夫婦共に大満足です。まぁそんな感じで今回も無事に原岡海岸に行くことができました。
因みに今回「FIMO」ではKodakのエクター100にそっくりな「EK -80」で撮影しましたが、近い色合いで撮影できるのがKodak版写ルンですである「Funsaver」。今後も値上がることを考えると使ってみても良いかもしれませんね。

まとめ
今回は友人に教えて頂いたフィルム風に加工撮影できるスマホアプリ「FIMO」を紹介してみました。個人的にもかなりの完成度やフィルムの種類の豊富さにも驚きました。
特別な機器を持ち歩かなくても・写真加工スキルがなくても今時に言うとエモい写真が簡単に撮れてしまう…。カメラを使っている自分からしたらスマホの可能性に驚異を感じました。
でも普通に良いアプリだと思います。今回は使ってみた作例を原岡海岸と共に紹介しましたが、使い方などをもう少し深掘りした記事も近々執筆したいと思っております。

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