とりあえずカメラは買ってみたものの、他の必要なモノってどうやって選べばいいんだろう…。
カメラを始める時って何から揃えれば良いのか分からないですよね。昔の僕もその点については色々と悩んだり迷ったりした時期もありました。
それで分からないまま、結局安いモノを買って安物買いの銭失いとなってしまったり、本当は必要なモノを買わずに優先順位の低いモノから揃えてしまったり。
とりあえずカメラを始めたいのだけれど何が必要なのか悩んでいる人に向けて、必需品であるカメラアクセサリー7点を紹介していこうと思う。
カメラを始める時に必要なカメラアクセサリー7選
カメラを始める時に何から揃えれば良いのか?いきなり高価なモノや扱いにくいモノを購入する必要は無いので、コスパが良くて扱いやすいカメラアクセサリーをそれぞれ項目ごとに紹介していく。
カメラ本体
この項目を入れようか悩んだのだけれど、まぁ持っていないと撮影できないので一応載せておきます。個人的にオススメしたいのはSONY。
a6400のフリモデルチェンジとして販売されたa6600。a6400よりも2~3万円高く値段は決して安くは無いのだけれど、性能やバッテリー持ちの改善なのを鑑みるとa6600の方がオススメ。
SDカード
SDカードとは記録メディアのことで、カメラで撮影した写真をデータとしてSDカードに保存して使う。独断と偏見だけれどmicroSDよりもSDカードの方が耐久性があると思うので、ここは敢えてSDカードを推したい。
みんな同じように見えるSDカードだけれど、メーカーは勿論、データの保存容量、最大転送速度(書き込み速度/読み取り速度)などによって価格が変わってくる。
SDカードの選び方などを記事にしていますので、参考にしてもらえたら嬉しいです。下のリンクからアクセスできます!
データ保存容量と最大転送速度が重要
写真撮影用のSDカードであれば、データ保存容量は最低でも64GB以上、最大転送速度は最低でも90MB /s以上が目安となる。
SDカードには拘った方が良い。金額を気にしないのであればできるだけ良いモノを購入することを強くオススメしたい。何故なら一番恐ろしいことは写真のデータが消えてしまうことだからだ。その為、ケチらずにできるだけ良いモノを購入した方が良い。
メーカーはSDカード最大手のサンディスクがオススメ。品質は勿論、何らかの原因でデータが消去してしまった場合でも、サンディスク独自の復旧バックアップサービスがあり無料で受けられる。
カメラバッグ(カメラケース)
カメラバッグ(カメラケース)とはカメラを保護しながら持ち運べるアクセサリーのこと。リュックタイプからショルダーバッグタイプ、小型で持ち運べるインナーケースもあり様々な種類がある。
できれば内側にクッション性のあるケースが好ましい
ここで絶対にオススメしたいのはクッション性のあるソフトタイプのモノを選ぶこと。基本的にカメラバッグやカメラケースは内側にクッションが設けられており、カメラを保護する設計になっている。
これを知らずに100均などでそれっぽいケースを買って使用していると、ぶつけた時に不意にカメラに衝撃がかかりレンズが割れてしまっていた…なんて話は何度も聞いた話なので、安くても良いので必ずカメラ用の入れ物を購入することを強くオススメしたい。
最初はレンズなども少ない為、リュックなどにも忍ばせられるコンパクトで安価なインナーボックスなどがちょうど良かったりする。特に100~500のサイズの用途に合わせて選べるHAKUBAのインナーソフトボックスがオススメ。
保護フィルター
保護フィルターはカメラレンズの汚れや破損から守るために装着するアクセサリーのこと。よく必要ないと言う人もいるけれど個人的には絶対に必須。
高価なレンズの為に2,000円をケチらない
レンズの傷は直せないので、基本的には触りたくないし絶対にゴシゴシ磨くようなことはしたくない。また保護フィルターを着けていないと気付かないうちに指で触れてしまっており指紋が付着してしまうなんてこともよくある。
そういったホコリや指紋がカビの原因となったりするので、2,000円程度で数万円のカメラレンズを守れるのであれば十分安い。
またレンズ表面に強い衝撃が加わったとしても保護フィルターがクッション代わりになってくれるので、何かあった時のお守り感覚で良いと思う。
保護フィルターを着けたからといって描写には大して影響は無い
たま〜に保護フィルターを着けていると写真が損なわれるとか、着けていない方が美しく撮影できると豪語している人を見かけるが、そんなのはもはやプロの話。
素人では保護フィルターを着けた写真と着けていない写真を見極められない位の差だと思うので、写真の写りのことは安心して保護フィルターを使用してほしい。それよりも自分の大切なレンズを守る意味でも絶対に必需品だと思っている。
因みにレンズもそれぞれ大きさが異なる。上記の商品は58mmとなっているが、商品ページに飛んでもらうとフィルター径が選択できるので、自分の使っているレンズのフィルター径をしっかりと確認したうえで購入してほしい。
メーカーはレンズフィルターの最大手であるケンコー・トキナーの保護フィルター。品質的にも価格的にも、とりあえずコレを使っておけば問題はないと思うのでオススメ。
外付けのハードディスク(HDD)/クラウドサービス
ハードディスク(HDD)とは、パソコンに取り付けてデータを書き込んだり読み込んだりする機器のことで、簡単に言うと写真データやファイルを保管しておくモノ。
クラウドサービスとは企業が管理する膨大なデータ倉庫のようなモノで、ネットを介して写真データなどをアップロードし、バックアップができるので、パソコンを持っていない人はクラウドサービスがオススメ。
パソコンのパフォーマンスを上げながら同時にバックアップとなる
どのパソコンにも内蔵ストレージ(パソコン内にあるHDDみたいなモノ)があるのだけれど、容量が少ないので写真データを内蔵ストレージに保管していると、容量がいっぱいになってしまい、パソコンの読み込みが異常に遅かったり挙動がおかしくなったりしてしまう(最悪データが壊れてしまうこともある)。
そんな理由からパソコンの内蔵ストレージにデータを保管しなくても済むように、代わりに写真データなどは外付けのハードディスクに保管する。これにより単純にパソコンの中身を軽くするメリットもあるけれど、同時にこれがバックアップになる。
メモリーカードも寿命があり消耗品なので、できるだけ早くバックアップしておく意味でもハードディスクは必需品だと思っている。初めて購入するのであれば1TBくらいの容量で足りるはず。
大切な写真データを保管するモノなので、メーカーとしての信頼性の高いバッファローなどを推奨。多くのパソコンメーカーとの互換性もあるので大半は問題なく使えると思う。USB3.1と転送速度も早いので機能的にも問題ない。
クラウドサービスなら写真が無制限に保管できる「Amazonフォト」がオススメ
パソコンを持っていない人はクラウドサービスがオススメ。スマホからでも写真をアップロードしてバックアップができる。
色んなサービスがあるのだけれど、個人的には「Amazonフォト」がオススメ。Amazonプライム会員になれば誰でも使うことのできるサービスだ。
月額500円でRAWデータを含む写真のアップロードが無制限(動画は5GBまで)で使える。更にGoogleフォトのような写真の圧縮による劣化も無い。尚且つプライム会員での他のサービスまで受けられるというぶっ壊れコスパになっているので、個人的にはAmazonフォトをオススメしたい。
ブロアー
ブロアーはカメラやレンズを掃除するアクセサリーなので少々地味ではあるけれど、これも必需品だと思っている。基本的にはカメラボディやイメージセンサー、レンズに付着している埃の除去などに使用する。
絶対に安いブロアーは買ってはいけない
ここで絶対にやってはいけないことは安物のブロアーは使ってはいけない。100均や雑貨屋などにも安いブロアーは売っている。
その安いブロアーを使ってしまったが故に、イメージセンサーの掃除をしていたところ、ブロアーの先端部分が勢い良く飛んでいってしまい、カメラの心臓部分であるイメージセンサーを破損してしまうといった事例を見聞きしたことがある。
そうなんです。安いブロアーって先端部分が吹っ飛んでいくんですよね…。イメージセンサーの破損は絶対に直せないので基本的には買い替えになってしまう。
ここで3,000円ほど多く金額を払って安心してカメラの掃除ができるのと、100均でケチって10万円のカメラを買い替えるかもしれないリスクを考えたら、絶対に前者の方が良いに決まっている。
そんなことからブロアーはできればカメラメーカー(若しくは信頼できるメーカー)のモノを購入した方が良いと思っている。
三脚
三脚を今回の記事に含めようか悩んだのだけれど、用意しておいた方が撮影の幅が広がるので安いモノでも良いので1つ持っておくと便利なのかもしれない。優先順位は低いので今回最後に紹介する感じで。
基本的に三脚はにはカメラを固定するために使うアクセサリー。夜景・花火・望遠レンズでの撮影をしよと考えている人は必須で、風景全般を撮りたい人も用意しておいた方が良い。
最初の三脚選びは持ち運びやすい軽量小型なモノを選べば良い
今回はあくまでも初心者の人向けに執筆しているので、慣れていない人でも扱いやすい安価な三脚を紹介しようと思う。購入する時は、特に値段・耐荷重・重さ・大きさでなどでストレス無く使うことを鑑みて選ぶと良いかもしれない。
とにかく三脚は持ち運びが面倒で、ここでつまずいてしまうと三脚での撮影に苦手意識を持ちかねない。そんなことから初めての三脚なのであれば持ち運びや扱いやすい三脚を選べば良いと思う。
以前「コスパ抜群!軽量コンパクトなトラベル三脚『TYCKA TK118』」としてユウマガでも紹介してTYCKAのトラベル三脚。
耐荷重は10kg、全高140cm、折り畳めば37cmなり重さは1.32kgで自由雲台(アルカスイス互換)でこの値段は破格すぎると思う。ケースもしっかりしているし、何よりリュックにも入る大きさなのは嬉しい。耐荷重も10kgまで耐えられるので大抵のカメラは支えることができる。
またミニ三脚も一つバッグに忍ばせておくと非常に便利。安定してカメラを置く場所がなかったり、友人や家族旅行での集合写真などでも役立ってくれるのでオススメ。
まとめ
とりあえずカメラを始める際に絶対に必要なアクセサリー7点を紹介してみた。モノを揃えやすいように高価で高性能というよりは、安価で扱いやすいモノ、安心して使えるモノをチョイスしてみた。
これさえ揃えておけば、とりあえずは撮影の心配はいらないだろう。本当は予備バッテリーなんかも悩んだのだけれど、まぁ始めたての頃はいらんだろうと思い除外した。
いずれまたの機会にそこら辺のカメラの周辺機器について紹介できればと思う。
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