日本のスイス「大志集落」を眺望できる尻吹峠(大志俯瞰)への行き方と車で行くべきではない理由。

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少し早めにお盆休みが取れたので、今回は福島県へ旅行に行ってきました。奥さんが3年前に訪れた「浄土平」の風景をもう一度見たいとのリクエストがあったので再び思い出の地へ。

何記事かに分かれての執筆となってしまいますが、その途中で様々な風景に出会ったので、それぞれ紹介していこうと思います。

まずは1日目の最初に訪れた日本のスイスと呼ばれる「大志(おおし)集落」を眺められる「尻吹峠」への行き方などのアクセス方法と注意事項や反省点を紹介していこうと思います。

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大志集落とは

福島県金山町にある大志集落。まさにイメージ通りの里山といった集落で、日本昔ばなしとかに出てきそうないかにもといった集落です。

最寄駅はJR只見線の会津川口駅。僕は撮り鉄ではないので、ここに来て初めて知ったのですが、この只見線って撮り鉄の聖地みたいな場所なんですね。至る所に鉄道撮影スポットがあるらしく、ネット調べてみたらまぁ美しい。

大志集落と只見線を同時に撮影できる奥会津ビューポイントの「かねやまふれあい広場」なども有名みたいですね。

大志集落のビュースポット
大志集落のビュースポット

日本のスイスと呼ばれた美しい集落

集落のすぐ横には只見川が弧を描くように流れており、大志集落のカラフルな屋根が相まって、それがスイスにあるレマン湖のほとりの風景っぽいことから「日本のスイス」と呼ばれるようになったとか。

今回は後に紹介する『尻吹峠』からこの大志集落を俯瞰して撮影する予定でしたが、度重なるイレギュラーから撮影できなかったので「かねやまふれあい広場」から大志集落を撮影しました。

因みに尻吹峠での度重なるイレギュラーはこの後紹介するので、絶対に目を通してもらえればと思います。撮影地まで辿り着く難易度が高過ぎました…。

かねやまふれあい広場から撮影した風景
かねやまふれあい広場から撮影した風景

尻吹峠(大志俯瞰)とは

尻吹峠(大志俯瞰)とは、会津川口駅から2kmほどの距離にある大志集落を眺望できるビュースポットのこと。2kmの距離とは言えど、上り坂で道もクネクネしているので体感はもっと長く感じるかも。

この尻吹峠に行くまでがまぁ〜〜〜大変でして…悔しながら辿り着いたには辿り着いたのですが、色々と予期せぬイレギュラーがあり、結局のところ撮影することができませんでした。

雨の日でもないのに、目的地に着いたのに撮影できなかったなんて、今までなかったのですが…断念せざるを得ませんでした。僕の二の舞にならないように、ここでそのイレギュラーを紹介していきます。

因みに、尻吹峠(大志俯瞰)からの眺望はこちらに載せておきます(はぁ…撮影できなかったの悔しい)。

尻吹峠(大志俯瞰)までの行き方

尻吹峠までの行き方は2つあります。1つ目は「金山小学校裏」から入山していくルートで車で1分。徒歩だと10分。2つ目は「フェアリーランドかねやまスキー場」から入山していくルートで車で20分。

オススメなのは1つ目のルートの「金山小学校裏」からのルートです。オススメと言っても車で行くのは勧められません…。夏場は避けて徒歩で向かうことを強くオススメします

車で行くべきではない理由

車で行くべきではない理由としては、あまりにも酷道過ぎる為です。もうハンパないです。あまりの酷さから僕はもうトラウマです(笑)

まず道がかなり細いです。そして急勾配でクネクネしています。軽自動車でなんとかギリギリかもしれませんが、それ以上大きい車だと擦るのではないかと心配になるくらいに細く曲がった道が続きます。

また植物も生い茂っており、車にバンバン当たります。上から蔦みたいなものがぶら下がっていて、傷にならないくらいに徐行して行く必要があります。

轍(車が通った跡)も凹んでいるので、車高が低い車なんかは傷だらけになることは必須です。普通の車でも両輪の轍の間に地面から生えてる植物が当たるのレベルなので。

更に大きな岩なんかも転がっています。こんな所でパンクなんてしたら一撃でお陀仏です。というかこういう細い道でJAFとか呼べるのでしょうか…。あ、因みにここは圏外でした…。

自然は美しいんですけどねぇ…
自然は美しいんですけどねぇ…

夏は避けるべき…蜂とアブが大量発生しています

福島は大自然でさぁ…神奈川県とは訳が違いました。蜂とアブがあり得ない数で襲いかかってきます。厄介なことに車から排出されるガスや防衛本能で車に体当たりしまくってきます。

何匹どころか何十匹いたと思います。一応、尻吹峠に辿り着いたのですが撮影できずに撤退したのはこれが理由です。窓も開けられませんでした。

渋々と車の中から大志集落を撮影しようと思ったのですが、蜂やアブが黒い影のように写ってしまい、今回の撮影は諦めました。

そんな理由から夏に訪れるのではなく、蜂やアブが居なくなる夏以外の季節を強くオススメします。どのみち虫除けスプレーなども必須ですね。

今まで行った撮影地の中で難易度は最高レベルだと思う

カメラ歴10年以上…今まで色んな場所で撮影してきましたが、車で行ける場所に関して言えば、辿り着く難易度や撮影の難易度は最高レベルだと思っています。

声を大にして言っているようですが、僕みたいに行ってから後悔する人をこれ以上増やしたくないので、誇張したように聞こえるかもしれませんが、それくらいに車で辿り着くのは大変です。

会津川口駅からは「車で1分」。確かにバイクや軽自動車ならそうかもしれません。しかし、普通車ではそうもいきません。

僕も1分なら!と軽い気持ちで行ったのですが、道は細いしクネクネだし、僕の車では「金山小学校裏」からのルートでは行けなかったんですよね…。

そして渋々と「フェアリーランドかねやまスキー場」のルートから行ったのですが、こちらからの道もまぁ〜細い。草や蔦を掻き分け、足場の悪い道を20分ほど突き進み、なんとか辿り着きましたが虫達に撮影を阻まれました。

夏というのも悪かったと思うのですが、とにかく酷道が続きますので行かれる方は十分注意してください。

行かれる方はお気をつけて
行かれる方はお気をつけて

まとめ

今回はこんな感じで尻吹峠の行き方や注意点を紹介してみました。なんだかあれがキツいだのこれがキツいだのクレーマーのようになってしまい申し訳ございませんでした。

今回紹介した内容通り、結局色々な要因で撮影できなかったのですが、僕の体験を参考に対策してもらえたらなと思います。

奥さんは嫌がっていますが(笑)これに懲りずに時季や方法を練り直していつかまたリベンジしたいと思います。

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