前回の小田原の歩き方の記事「誰も知らない小田原の隠れ桜スポット『沼代桜の馬場』の桜トンネルが絶景」と同様に小田原の隠れスポット『国府津山の桜』を紹介しようと思います。
地図にも掲載されていない、地元住民でさえ知らない程に全く知名度の無い小田原の桜スポットなので、是非参考にしてみてください。
小田原市内にある名称も存在しない名無しの桜スポット
小田原市内にはそこそこ有名な桜スポットが幾つかあります。しかし、逆に誰も知らないような「名も無い」美しい桜スポットもあったりします。
記事のタイトルでは勝手に『国府津山の桜』と命名してしまいましたが、正式な名称はありません。国府津山へ登る道中にある桜スポットなので今回はそう呼ばせてもらいました。
こんな感じで認知度が低いどころか、地元住民でさえ知らない人が多い桜スポットですので、気になる人の参考になれば嬉しいです。
『国府津山の桜』までのアクセス
住所 | 神奈川県小田原市国府津(詳細は最下部のマップを参照) |
アクセス | 車:西湘バイパス「国府津IC」から車で約10分 電車:JR東海道本線「国府津駅」から徒歩で約30分 |
営業時間 | 24時間解放 |
見頃シーズン | 4月上旬〜4月中旬 |
駐車場 | 約2台 |
地図にすら載っていない国府津山の桜。住所もないしどうしよう…と思ったのですが、丁度良い目印がありました!最下部のマップを参照してほしいのですが「国上農道之碑」という石碑があります。
もはやその石碑横にも桜は咲ているのですが、今回紹介している『国府津山の桜』はそこから3分程道を登った所にあります。というかこの石碑まで行けば見えると思うので分かると思います。
石碑から少し進んだ場所に道の壁が窪んだ部分があるので、そこに駐車しておけば対向車の邪魔にはならないと思います。しかし広くはないので、駐車できても精々2台が限界だと思います。
曲がり道に沿うように咲く桜とカーブミラーが何ともエモくて美しい
川沿いや直掩道路に咲く桜は割とよく見る光景だけれど、曲がり道(カーブミラー有)などのロケーションはあまり無い気がする(自分で気付いていないだけかも)。
そんなロケーションがあっても交通量が多かったり、ゆっくり撮影できない所に咲いてたりする(自分が知るロケーションの話だけれど)。
ここでは交通量も皆無だし、人も全く居ないので、誰にも邪魔されずにエモいロケーションで撮影することができるって訳です。
桜の品種はおそらくソメイヨシノだと思われます。
国府津駅が眼下に見えるのですが、徒歩の場合はぐるっと回って歩かないといけないので、辿り着くのは見た目以上に時間がかかります。
相模湾を一望できる「無名の展望スペース」が素晴らし過ぎる
多分最近できたであろう秘密の憩いスポット。農家さんがお手製で作成した展望スペースのようだけれど、この道を通ると色んな人が出入りしているので、一般人でも立ち入りは可能なようだ。
入り口部分には立ち入り禁止の看板は無い…後で分かることなのですが、立ち入った先に立ち入り禁止の看板が立っていたので、そこまでは入っても大丈夫っぽい。
実は僕らが来る前にカップルがこの展望台に居たのですが、邪魔をしないように立ち去っていった隙を見計らって恐る恐るお邪魔することに。進入すると小道が続いています。
小道を進んだ先にはベンチやテーブルが置いてあります。少なくとも6人くらいは座れたような。このベンチの下にも花畑などがお手入れされているようでしたが、そこは立ち入り禁止となっている為、進入は絶対に禁止です。
そして展望台からの景色がこちら!
いや〜素晴らしい絶景ですね。相模湾や真鶴半島から大島や初島まで眺望することができます。そしてめちゃくちゃ心地良いんです。
街中の車の音など聞こえそうですが、意外と全くの無音ですので、頭の中を空っぽにして遠くを眺めながらボーっとしてみると、めっちゃ気持ち良いんですよね。
あまりの居心地の良さに無言で奥さんとボーッと遠くを見つめてしまっていました(笑)
遠くまで見通すことができるので、双眼鏡なんかを持って行くと、違った景色が楽しめると思います。個人的には超望遠レンズが欲しかったところ。
まとめ
小田原の誰も知らない隠れ桜スポット『国府津山の桜』の紹介でした。地図にも載っていない無名中の無名スポットなので是非参考にしてみてください。
あと展望スペースにつきましては、個人で整備されたものだと考えられます。節度ある行動の元訪れるようお願いします。
今回使用したカメラ機材
コメント