伊豆の隠れスポット「稲取細野高原」の『海すすき』の絶景が素晴らしいのでまた訪れたい

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もう一度行ってみたい場所がある。

カメラを購入したばかりの頃、嬉しくて一人車を走らせては、あてもなく撮りたい風景を探していた。そんなある日、伊豆まで足を延ばしたが、「稲取細野高原…?」案内標識に見たことのない地名がある。

兎にも角にも風景を撮りたい僕は、稲取細野高原を目指したが、道も細く分かれており、既に日が沈みかかっていた為、結局辿り着けなかった。

もう何年も昔の話だが、ふと急にそんな出来事を思い出した。未だコロナは収束する見通しも無いし、人混みに紛れるのも怖い。こんなご時世だし、人の居ない場所でのんびり写真でも撮ろう。

そんな思いで、今回の年末年始は伊豆稲取で過ごし、再び『稲取細野高原』を目指した。まだ知名度こそ低いが、とんでもない絶景が広がっていた。

稲取細野高原

『稲取細野高原』とは静岡県茂郡東伊豆町稲取にある、標高400~800mの高原地域のことで、その面積は東京ドームおよそ26個分(125ヘクタール)。

360°ススキに囲まれる360°ススキに囲まれる

稲取細野高原にはススキ草原が広がっており、パッと見の規模感だけでも、箱根仙石原のススキ草原よりも比べ物のならない程広大なのが分かる。
『黄金の絨毯』秋に訪れたくなる箱根仙石原の広大過ぎるススキ草原

秋になるとススキは黄金色に輝き、例年10月中旬〜11上旬にかけて『秋のすすきイベント』が催される。また2月になると、この地域一帯を火で焼く「山焼き」という行事が行われ、山への入山が禁止される時期もある。

今回時間が無くて周れなかったが、稲取細野高原をグルっと一周できるハイキングコースがあるので、次回はススキの見頃シーズンに訪れたい。

道は一応舗装されている道は一応舗装されている

稲取細野高原までのアクセス

アクセス 車:国道135号線「稲取温泉入口」看板より約15分
ナビ設定「静岡県賀茂郡東伊豆町稲取3150-3」

バス:ススキイベント期間のみ伊豆稲取駅から運行 約30分
営業時間 24時間(ススキイベント時は10~16時)
入山料 無料(ススキイベント時 大人1人300〜600円(変動有) 小人無料
駐車場 約102台

国道135号線から山道に入っていく訳だが、冒頭にも記したように道が細い。また山道の途中、駐車場に着くまでに住宅地やキャンプ場の敷地を通る為、運転には細心の注意が必要。

風車って…なんか良いな〜静かに回る風車…なんか良いな〜

大海原のような大規模な『海すすき』

規模が東京ドーム26個分という、なんともピンとこない規模感だが、箱根の仙石原のススキ草原の約5倍以上の広さを誇る稲取細野高原。その広大さや、風で靡くススキが波のようで、この地域では『海すすき』と呼ばれている

まさに大海原な規模感まさに大海原な規模感の『海すすき』

この時期になると観光客も全く居ないので、撮影には向いているのかもしれない。高原地帯ならではの開放感と、何より空気が美味しい。本当にのびのびできる。

この道の先はどんな風景があるのだろうこの道の先はどんな風景があるのだろう

空が近い。雲の流れが早く感じる。一風吹けばササァ〜…とススキが靡く音が聞こえる。風が吹き抜けて行くのを肌で感じる。とても心地良い。

色褪せたススキも美しい色褪せたススキも美しい
足音と風を切る音だけが聞こえる足音と風を切る音だけが聞こえる
階段を埋め尽くす階段を埋め尽くす
ハイキングコースが美しいハイキングコースが美しい

想像以上に広いハイキングコース

今回は時間が無い&寒かったので、ハイキングコースまで周ることは出来なかった。とりあえずどんなものか、車で行けるところまで行ってみたが想像以上に広い。

稲取細野高原 散策マップ
このマップの桃野湿原横まで車で行けたが、それ以降は徒歩でしか行けなかった。高原地帯なので風が強い。そして寒い。ハイキングコースはまたの機会ということで…

立派な霜柱…寒い訳だ立派な霜柱…寒い訳だ

そんな中、少しだけ散策していると面白い物を発見した。

キャンピングカー?キャンピングカー?
マニアには堪らない小屋一体型の草ヒロ…
どれだけの時間が経過したのだろうどれだけの時間が経過したのだろう

小屋と一体型…というか小屋に押し潰された草ヒロがあった。何故こんな形で廃車が放置されているのかは分からないが、何にせよ美しい。

まとめ

今回はだいぶ範囲を絞って散策してきたが、それでも稲取細野高原の広さと『海すすき』には圧倒された。高原地帯なので、周りに邪魔な物が写り込まないので、純粋に撮影も楽しめた。ハイキングコースの山の頂上から見る風景はさぞ絶景なのだろう。もう少し暖かい秋の時季に、黄金のススキを見ながらハイキングコースにリベンジしたいと思う。

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