『黄金の絨毯』秋に訪れたくなる箱根仙石原の広大過ぎるススキ草原

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毎年秋になると訪れたくなる場所はいくつかあるが、必ずと言ってよい程、毎年訪れている場所がある。それが神奈川県にある箱根町の仙石原にある『仙石原すすき草原』だ。

箱根の観光地としては、芦ノ湖や箱根神社の方が知名度があるかもしれないが、「かながわの景勝50選」に選ばれた美しい景観を持つ仙石原すすき草原の方が、個人的には好きだったりする。

今回はそんな箱根町仙石原のススキ草原の魅了を僕なりに伝えていきたいと思う。

⚫︎『黄金の絨毯』と呼ばれる美しいススキ草原
⚫︎紅葉にしては長い期間楽しめる
⚫︎入場料などは無い為、コスパ良く観光できる

Contents

『黄金の絨毯』箱根仙石原すすき草原の見頃

『黄金の絨毯』言われる程に美しい箱根仙石原のススキ草原。見頃は9月下旬〜12月上旬となっている

9月下旬〜10月中旬には、季節の変わり目ということもあり、緑の稲と白い稲の2色の稲が混ざった風景が楽しめる。
10月中旬〜11月下旬には、最も見頃の『黄金の絨毯』と呼ばれる金のススキを見ることができる。
11月下旬〜12月上旬には、金のススキの見頃を終え、黄褐色のススキを見ることができる。

7月下旬の新緑のすすき草原
7月下旬の新緑のすすき草原
11月中旬の黄金のすすき草原
11月中旬の黄金のすすき草原

仙石原すすき草原は秋が一番人気だが、夏の新緑のススキも空の色と相まって綺麗だと思う。写真を見れば一目瞭然だが、夏は日中でも観光客が全く居ない為、撮影には丁度いい。

黄金のススキの時期には、この一本道も人混みでパンパンになるので、誰も居ないロケーションで撮影したい場合などは、早朝に訪れるなどの対策が必要となってくる。

箱根町仙石原へのアクセス

仙石原すすき草原へのアクセスは、箱根湯本駅から箱根登山バス桃源台線(T路線)約30分「仙石高原」バス停下車し、徒歩数分で到着する。若しくは新宿駅から小田急箱根高速バスが出ており「仙石高原」で停下車し、徒歩数分で到着する。

ススキ草原の中に停車しているように見える
ススキ草原の中に停車しているように見える

もちろんマイカーでも問題なく行ける。有り難いのは複数の無料駐車場があるということ(最下部のGoogleマップ参照)たぶん合算すれば3~400台くらいは停められそうな雰囲気。

しかし無料駐車場の場合、少し歩く場所なども含まれている。それを避けたいのであれば、すすき草原から比較的に近い場所に有料駐車場(終日500円くらい)もあるので、活用してもいいかもしれない。

波のように揺れる美しいススキ草原

到着するとその広さに驚くだろう。面積は約22.7ヘクタール、東京ドーム5個分以上の広さに匹敵する。一本道なので遠近感が測りにくいが、直線距離は700mもある。それを往復して戻ってくると、約1.5kmとなるので、奥まで行くと想像以上に時間がかかる。

美しく色付く黄金の稲
美しく色付く黄金の稲

とにかく広大なススキ草原な訳だが、一度風が吹くと、「ザザァ〜」と音を立てながら稲が揺れる。一面のススキが風に沿って靡く様子はまさに圧巻。一本道の奥に行けば行くほど、小高くなっているので、行った際には是非見下ろして欲しい。因みに奥まで行くと何があるのか…それは行ってからのお楽しみで。

ススキと夕暮れを待つ
ススキと夕暮れを待つ

青空とススキも綺麗だが、夕焼けとススキも非常に美しい。グッと哀愁漂う雰囲気も出るので、ススキとの相性は抜群だと思う。しかしここは標高700mを超える仙石原なので、陽が沈み始めると気温も一気に下がる。夕陽を狙う人たちは防寒は必須だ。

見事に焼けました
見事に焼けました
スマホでパシャリ
スマホでパシャリ

本当は夕焼けとススキを撮影したかったのに、僕の凡ミスで今回は不作でした…いや〜、やっちゃいました…まぁこれもまた学んだという事で…。次回にまた活かそうと思います…

夕焼けの写真は17時30分頃に撮影した写真だが、この時にカメラを持つのも厳しい程寒くなっていた。上記の通り、ここを訪れる際には防寒対策を忘れずに。

また来年。
また来年。

まとめ

雄大な絶景が広がる仙石原すすき草原。これだけの大自然に触れられるのに、無料でお財布にも優しい有り難いスポットなので、是非訪れて『黄金の絨毯』を目で見て癒され、耳を澄まして稲が揺れる音から季節を感じてみてはいかがだろうか。

ススキ草原から歩いて1分の場所にコンビニがあります。歩いて行ける距離に何店か飲食店もあります。近くに有名な観光地も複数あるので、是非立ち寄ってみてください。


無料駐車場や有料駐車場はMAP上部の「湿原通り」沿いにいくつか点在しています。参考にしていただけると幸いです。

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