五色沼の毘沙門沼で体験できる手漕ぎボートで自然の神秘に触れる

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前回の記事『福島県の絶景スポット!磐梯山エリアにある「五色沼自然探勝路」の散策コースをご紹介』で五色沼について紹介しました。

但し、前回の記事で紹介しきれなかった五色沼の魅力がまだ残っているんですよね。それが今回ご紹介する毘沙門沼の手漕ぎボート体験。

ここにきて何を地味な事を言っているんだ…と思われるかもしれないのですが、想像以上の感動がありましたので、ユウマガでも紹介していこうと思います。

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五色沼とは

前回の記事と重複してしまうので簡単に済ませてしまいますが、福島県北塩原市に大小30余りの小湖沼群があり、そのことを総称して五色沼と言います。

また名前の由来は、赤・青・緑など様々な色の沼があることから五色沼と呼ばれるようになりました。勿論、今回紹介する毘沙門沼も、この五色沼の一部です。

毘沙門沼
毘沙門沼

毘沙門沼の特徴

様々な沼がある五色沼ですが、毘沙門沼の最大の特徴と言えば「五色沼で最も大きい沼」であることではないでしょうか。

沼とか名乗っている割に、多分そこら辺の湖くらい大きいです。なんなら小さな人造湖くらいあるのではないでしょうか。勿論、湖の方が深さはあるのでしょうが…。とまぁそれくらい大きいです。

毘沙門沼の背景に見えるのが磐梯山
毘沙門沼の背景に見えるのが磐梯山

また沼の色はエメラルドグリーンだったりコバルトブルーに見え、天気の状態によって見え方も変わるのだとか。僕が訪れた時は透き通った美しいコバルトブルーでした。

毘沙門沼にはケイ酸アルミニウムという小さな粒子が水に豊富に含まれているらしく、その影響で水の色が青や緑に見えるらしいです。

雲で陰るとグリーンっぽくなります
雲で陰るとグリーンっぽくなります

毘沙門沼までのアクセス

毘沙門沼は裏磐梯ビジターセンターから徒歩2~3分のところにあります。裏磐梯ビジターセンターまでのアクセスは前回の記事をご参照ください。

五色沼自然探勝路のルート沿いにあるのですが、裏磐梯ビジターセンターから向かうと一番最初に見れる沼が毘沙門沼です。

裏磐梯ビジターセンター方面からの入り口
裏磐梯ビジターセンター方面からの入り口

裏磐梯物産館から向かうこともできるのですが、その場合、毘沙門沼を拝めるのは最後の最後になってしまいます。五色沼自然探勝路を踏破するのも割と疲れるので、着いた頃にはボートなんて漕ぐ元気が無いかもしれません(笑)

そんな理由から毘沙門沼を楽しみたいのであれば裏磐梯ビジターセンターから行くことをオススメします。

毘沙門沼で体験できる手漕ぎボート

先述の通り、五色沼には様々な沼があるのだけれど、手漕ぎボートを体験できるのは毘沙門沼だけです。せっかくなので体験してみてはいかがでしょうか。料金や営業時間は以下のような感じ。

営業時間8:00~16:30
休業期間12~3月
料金(1艘3人乗り)30分700円/1時間1,300円
木漏れ日ボート
木漏れ日ボート

注意点とすれば冬季のシーズンのみ手漕ぎボートは休業となっているので(沼が凍るのでしょうね汗)冬に訪れる場合は注意してください。

神秘的な自然を間近で観賞できる

手漕ぎボートなんて人生初めて(たぶん)の体験だったのですが、想像以上に面白かったので今回記事にしているのですが、毘沙門沼の手漕ぎボートはおそらく、そこらへんの手漕ぎボートとは一味違います。

たかが手漕ぎボートでしょ…と思う人もいるでしょうが、ボートでしか行けない場所があったり、毘沙門沼の自然に手が届くくらいまで近付けたりと想像以上の感動がありました。そして夏はめちゃんこ涼しくて気持ち良いです。

三半規管が南無〜な僕でも乗れました!
三半規管が南無〜な僕でも酔わずに乗れました!

ボートでしか行けない窪みで自然の神秘に出会う

楽しい!涼しい!など手漕ぎボート体験してみて色々と思うことはあるのですが、毘沙門沼の手漕ぎボート体験を推したい一番の理由は、ボートでしか行けない場所があるから。

またそこで見られる自然が美しく神秘的でありながら、植物に覆われており、入り口がすぼんでいて外からは見えづらく、プライベート空間のようになっているので、ちょっとした特別感を味わえます。

初めての手漕ぎボートにワクワクの奥さん
初めての手漕ぎボートにワクワクの奥さん

実際に初めて手漕ぎボートに乗って最初に思ったこと…想像以上に操作が難しい(泣)変に力んでしまい進行方向に上手く進めない…。いやぁ〜格好悪過ぎて交際中に乗らなくて本当に良かったですわ(笑)

僕の運転があまりにも下手過ぎて、受付のおじさんがずっと心配そうに見守っている…。そ、そんな目で見るんじゃない(泣)

心配そうに見守る受付のおじさんを横目に、ボートでしか行けない空間を偶然見つけました。俺の運転スキルで行けるだろうか…。ええい!気になるから行ってしまえ!

なんとか近くまで来ましたが、入り口がすぼんでいるので少し分かりにくいのですが、ボート貸し出し受付の丁度向かい側くらいに奥に行ける場所があります。

ボート受付の丁度向かい側くらい
ボート受付の丁度向かい側くらい
奥まで行って振り返るとこんな感じ
奥まで行って振り返るとこんな感じ

写真だと分かりにくいと思いますが、植物と植物の間をくぐり抜け、奥へやってきました。奥はすぐに行き止まりなのですが、丸型のフラスコのような円形の空間がありました。

森に囲まれているので、とても静かで人目も無いので自然のプライベート空間のようで、とても居心地が良かったのを今でも覚えています。そこで凄いモノを見つけてしまいました…。

とんでもないモノを見つけてしまいました
とんでもないモノを見つけてしまいました
水中から伸びた木…
水中から伸びた木…
こんな環境でもまだ生きている木だ…
こんな環境でもまだ生きている木だ…
神秘的で美しい光景に圧倒されてしまった…
神秘的で美しい光景に圧倒されてしまった…

水中から伸びた木…水も透明度が高いので、水中に太くて長い根っこみたいなものが生えているのが見えます。いやぁ〜凄いものを見てしまったなと…植物の生命力の強さに感動しました。

ディズニー顔負けのリアルガチなジャングルクルーズですよ(笑)こんな神秘的な自然を間近で見れるんですから700円なんて安いものです。

巨大な岩もあったり…
巨大な岩もあったり…

巨岩もありました。前回の記事にも記載しましたが、五色沼は磐梯山の噴火により形成されました。もしかしたらこの巨岩も磐梯山から飛んできたのかもしれませんね…。

こんな感じで毘沙門沼の自然に感動していたらあっという間に30分が経過してしまったので、急いで受付に戻りました。

まとめ

今回はこんな感じで毘沙門沼の手漕ぎボートがめっちゃ良いよ!という記事でした。正直生きている内に手漕ぎボートが面白いと感じるなんて思ってもみませんでしたし、ユウマガで紹介するとは思いもしませんでした。

でもそれほどに神秘的で感動的な光景でしたし、700円払ってでも乗って良かったと思っています。なんならもう30分延長しようか悩んだ程です(笑)

毘沙門沼へ訪れる際はぜひ体験してみてくださいね。

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