オシャレに飾れて一生残せる頑丈で高画質なフォトブックを探して…。
2人の1年間を1冊のフォトブックにまとめる。今の奥さんと付き合っている頃からやっていることで、僕のちょっとした習慣となっていた。
そんな我が家の習慣もあって、去年の結婚式の際にウェルカムスペースに今までの2人の思い出を一冊のフォトブックにまとめて皆んなに見てもらうなんてどうかな?なんて意見が出た。
しかし、今まで依頼していたフォトブックのサービスがタイミング悪く終了してしまい途方に暮れていたのだけれど、そんなきっかけもあって新たにフォトブックサービスを探すことになった。
間違いなく節目になるであろう一冊。一生残しておきたいから画質も良いもので頑丈なフォトブック、そして結婚式に置くのだからできればオシャレばモノで。
そんな都合の良いモノを探して出会ったのが今回紹介する『Photoback』の「FOLIO」というフォトブックだ。
Photoback(フォトバック)とは
Photobackはフォトブックやフォトアルバムを印刷・製造しているメーカー。パソコンやスマホ(アプリ)から画像を取り込んで家でも簡単に作成できるサービスを展開している。作成手順は以下の通り。
- 何枚写真を印刷するか決める
- 用意されている7種類の中からフォトブックを選択する
- パソコン・スマホ(アプリ)から画像をアップロードする
- 写真配置(レイアウト)を決めて写真と文章を落とし込んでいく
- 注文する
因みにパソコン・スマホからでも作成は可能だけれど、パソコンの方がテンプレートや文字など拘って編集ができる。またスマホなら移動しながらでも簡単に作成できる。どちらの方が自分に合っているかは各々の判断となる。
ザックリと手順紹介をしたけれどサイトで詳しく説明されているので、誰でも簡単に作成することができるようになっている。パソコンで作成する人はこちら、スマホで作成する人はこちらに作り方を掲載しておくので参考にしてほしい。
なぜPhotobackを選んだのか
約20社ほどがフォトブックの作成サービスをしているのだけれど、今回は「高画質」「一生モノ」「オシャレ」の3点を特に重要視しており、最も理想に近かったのがPhotobackだった。
というよりも更に言えば「FOLIO」なら高画質でオシャレであり一生モノとして保管できるという条件をクリアできる為、他のメーカーには無いような高品質なフォトブックになると思ったのですぐにPhotoback一択となった。詳しいことは後述で。
フォトブックとは?アルバムやZINEとの違い
しっかりとした定義があるかは定かでは無いけれど、アルバムは写真のみで残すモノ。ZINE(フォトジン)は写真と文章を組み合わせて残すモノ(雑誌やマガジンと似た感覚)。
そしてフォトブックとはこの両者の中間にいるようなサービスで、写真で伝えるのが前提だが一言文字も加えることもできるし、自分好みに写真のレイアウトもできる(ZINEとの違いは文字の占める割合のようなイメージ)。
アルバムとも違うにZINとも違う。1冊の本という意味では同じなのだけど微妙に違いので、写真のみでシンプルに残したいのか、雑誌のように情報を多く含めたZINEとして残したいのか、その中間のフォトブックで残したいのか。
どのようにして残したい・伝えたいのかをしっかり考えた上で各サービスを選ぶと後悔しないかもしれない。
Photobackで作成できるフォトブックの種類
Photobackでは7種類のフォトブックが用意されている。それぞれサイズや料金が違うのは当たり前だけれど、アイテムによって写真のレイアウトやページ数の上限などの違いもあるので、しっかり悩んだ上で選んだ方が良い。
- FOLIO[ フォリオ]:高画質かつ重厚感のある厚紙製本でカバー付き
- ROUGH [ラフ]:インスタを彷彿させる正方形(スクエア)な形状
- POCKET[ポケット]:小さなL判サイズだが見開き印刷も可能
- GRAPH[グラフ]:雑誌のように大容量のページ数かつ高画質でジャケット付き
- LIFE[ライフ]:A5サイズでZINEのように写真も言葉もバランスの良くレイアウトできる
- BUNKO[ブンコ]:手折り仕上げの帯付きで持ち運びやすい小ぶりな文庫本サイズ
- ALBUM[アルバム]:CDサイズで贈り物にもピッタリなロングセラーアイテム
FOLIO
一生モノとして残したいのであれば「FOLIO」一択。一番の特徴である「専用ケース」が付属しており長期保管に適している。今回このフォトブックを選んだのも専用ケースの存在が大きかった。
また6色印刷の高級厚紙製本となっており、高画質かつ重厚感のある仕上がりとなっている。普通の本とは一線を画す仕上がりになっている為、感動することは間違いない。
また本のサイズはタテとヨコ共に186mmのスクエア(正方形)となっておりパソコン・スマホから簡単に作成することができる。
ページ数は16P /24P /36Pから選べる。それ以上のページ数は増やすことかできないので、沢山印刷したい人ってよりは厳選した写真を一冊にまとめたい人向けかもしれない。価格は以下の通り。
ページ数 | 価格(税込) |
16P | 7,260円 |
24P | 8,360円 |
36P | 10,340円 |
FOLIOには「専用ケース」が付属されている
まずはこういうのって画質とかからレビューに入るでしょ、て思うかもしれないけど、FOLIOの最大の特徴は「専用ケース」が付属されていることだと思う。なので最初に紹介していく。
なかなか他のフォトブックメーカーを見ても専用ケース付きってモノがそもそも無くて、あったとしてもデザインが正直好みではなかったりする。またフォトブックの表紙と同じ写真とタイトルを印刷してくれるのもFOLIOの特徴。
ケースは頑丈なハード仕上げとなっているので、中に入れておけば本が汚れてしまったり反ってしまったりすることもないので、そういう意味で一生大切に保管しておける点もこのフォトブックの大きなメリット。
余談だけれどハード仕様のケースに重厚感のある厚紙製本の為、普通にケースだけでも本だけでも自立するので好きに飾ることもできる。
そんな数少ない「専用ケース付き」のフォトブックでデザインが良くてしっかり保管もできるというのがFOLIOの最大の特徴だと思っている。
高画質な6色印刷と上質でマットな質感が高級厚紙に良く合う
大体フォトブックの印刷インクって「4色」「6色」「7色」と更に「銀塩」とおおよそ4種類の印刷方法から選べるんだけれど、FOLIOはインクを6色使った高画質な印刷方法を採用している。
ザックリとだけれど、銀塩プリントが最も高画質とされており、それに続いてインクの色が多いほど高画質となっている。では「6色」ってそんなに高画質ではないのか?下から2番目じゃん!と思う人もいるかもしれないがそうではない。
正直に言うと確かに「7色」の方が確かに高画質なのだけれど「6色」の画質とそこまで大差はない。写真に目を近づけて目を凝らしてようやく差が分かるくらいの違いだ。そんなことでインクで悩むなら「6色=7色」くらいのイメージで良いと思う。なので「6色」でも十分高画質と言える。
またPhotobackでは「マット用紙」にこだわって印刷している。高級厚紙にマットな質感でしっとりと印刷してもらえるので、写真に深みがでて落ち着きのある仕上がりとなる。
他のメーカーでは光沢紙(卒業アルバムのような紙)なども扱っているのだけれど、写真が強調され過ぎてしまったり、レイアウトで写真を組み合わせると少しうるさくなってしまう印象になる。何より指紋も付くデメリットもあるが、そこは各々の好みの話になるんだろうな。
分厚く重い高級厚紙を使用し、1ページをめくる毎に感動を覚える
FOLIOでは重厚感のある「高級厚紙」を採用している。これが想像以上に分厚くて、祖母にこのフォトブックを見せたら1ページの厚紙を更にめくろうと…と言うか割こうとしていた(笑)
それほどに1ページ毎に分厚い紙を使用しているのもFOLIO大きな特徴だ。この厚さとこの重さ、更にマットで高画質にしっとりと印刷された写真が高級感を醸し出して僕らユーザーに大きな感動を与えてくれる。
普通の本や雑誌のような柔らかい紙とは訳が違うと言うか、言葉にするのが難しいのだけれど、画用紙が何枚も重なったような硬質感がある。これは本当に感動した。
余すこと無くフルフラットで写真が見れるように合紙製本を採用
FOLIOは「合紙製本」という製本技術で製作されている。卒業アルバムなどにも用いられる合紙製本によりフルフラットに本を開くことができる。
今回みたいに風景写真をどーん!と見開きで2ページ分使うのも良いだろうし、子供の成長の節目をデカデカと載せるの良いと思う。
合紙製本によって見開きで大きく印刷した写真もページの仕切りを気にせずに見ることができるので、レイアウトの選択肢も広がるメリットがある。またフルフラットに広げられるため本を開けた状態で自立させることも可能。
まとめ
今回Photobackのフォトブック「FOLIO」のレビューはこんな感じで。一生モノで高画質でオシャレなフォトブックを作成したい人にはオススメしたい。但し、制作できるページ数が少ないのと値段が高価という点も踏まえて検討してほしい。
またこの記事ではFOLIOの紹介をしたけれど、実はPhotoback「ALBUM」も製作しているので、またいずれ紹介しようと思う。
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