前回の小田原の歩き方『小田原・国府津のピザ屋さん「BABBO」のランチに行ってきました!』の続き。食後に少しだけ奥さんと散歩をしました。
BABBOから歩いて5分くらいのところに国府津海岸があるんですよね。生まれも育ちも国府津なので、僕からしたら馴染みのある光景なのですが、カメラを持って訪れると結構面白いんですよね。
昔と比べて色々と景色も変わっているので、しみじみしながらお散歩してきました。あと遺跡にも見えなくもない面白いロケーションもあったりします!是非参考にしてみてください。
小田原のお散歩コース。国府津海岸を散歩してきました
国府津駅から徒歩5分のところに国府津海岸があります。Googleマップ上の住所で言うと神奈川県小田原市国府津2-6-21らしいです。記事最下部には最寄りも駐車場のマップを掲載しておきます。
あとはたま〜に漁業組合なんかが時間によって立ち入りを禁止する海岸もあったりしますが、国府津海岸に至っては特にそういったルールは無いのでいつでも入れます。
国府津海岸へのアクセス・駐車場など
アクセス | JR東海道本線「国府津駅」から徒歩10分 |
駐車場 | エコロパーク:24h 500円 |
国府津海岸までのアクセスを紹介するほどでもないのですが、一応ざっくり紹介しておくと、国府津駅からは歩いて大体10分(そんなにかからないかも)ほどで到着します。
駐車場は海の目の前に幾つかありますがエコロパークが1番コスパ良いです。500円で24時間も駐車可能な破格っぷり。他にもウェブで検索しても出てこないくらいローカルな駐車場も並列してあったりします。
エコロパークの駐車場の地図は記事の最下部に掲載しておきますので参考にしてください。
時代と共に変化する国府津海岸周辺
久々に訪れた国府津海岸…幼い頃は自転車に乗って遊びに来たものです。懐かしさを感じながらも、いつもと変わらぬ見慣れた風景…と思いましたが昔とは違う風景に色々驚かされました。
昔より遥かに壁が高くなっている!波や風対策でしょうか。おそらく2メートルくらいはあったような。状態からして既に数年は経ってそう…前はもっと低かったのになぁ。海への入り口もだいぶ変わってしまっているみたい。
そんなに国府津海岸に来てなかったのか…まぁそうだよなぁ、今ワイが思い出している光景は20年以上前の光景だもんな…そりゃ町も変わるか(切ない)。
道のすぐ横には西湘バイパスが通っているのだけれど、大型トラックが物凄い勢いでビュンビュン通る感覚は少し懐かしい。にしてもここら辺の様子も変わっちまったなぁ。
よ〜く考えたらカメラを持って国府津海岸の撮影をするのは初めてなんだよなぁ。ここで人を撮影したことはあるのだけれど、海岸の撮影をするのは初めてだ…カメラを初めて12年が経つというのに。
そして幼い頃に遊んだ場所で奥さんとカメラ散歩している。大人になって変わってしまった自分の立場と変わらず残り続けている子供の頃の記憶が複雑に絡み合う。エモ〜ショナルってやつですな。
ゆっくり歩いて見渡すと、幼い頃には気付けなかったモノや関心すら持てなかった事柄などが色々と目に映る。
ここには昔、小田原市営国府津海水プール、通称「国府津プール」なんていうプールがありまして…西湘バイパスの下にあったということもあり、年中日陰な場所だったので真夏でもキンキンに冷えたプールで有名でした。
海水でしょっぱいし、冷たかったけれど無料ということもあり、青春を過ごした施設があったのですが、2013年に取り壊されているので、もう無くなってから10年以上経っているんですよね…。年食っちまったなぁ。
この建物は確かボルダリングジムではなかったっけ?と思いきや、会社が変わっていて今ではイベント会場「BLEND PARK」なのだとか。
ここでは音楽やショップの他にも格闘技など様々なイベントが開催されているらしいです。オシャレだし、面白そうだしいつかは訪れてみたい場所です。
早速海岸に入ってみる。こんな入り口が2,3ヶ所あったような。海岸への入り口も随分と変わってしまったなぁ。
恐らく学生さんでしょう。昔の自分を見ているようでなんだか嬉しくなってしまいました。この若者達も20年後にここへ来て何かを思うのでしょうか。
昔と変わらぬ青春の場所であることを再認識できて、おじさんは勝手に嬉しい気持ちでいっぱいでした。
意外と珍しい「遺跡っぽい」ロケーションが面白い
この国府津海岸、正直これと言って大きな特徴は無いのですが、唯一面白いな〜と感じるのは「遺跡っぽい」ロケーションがあるということ。
遺跡っぽいってなんぞや?と思うかもしれませんが、小田原と大磯を繋ぐ「西湘バイパス」という一般有料道路がありまして、それが国府津海岸に沿うように通っているんですよね。
その西湘バイパスの高架下が、どことなく遺跡っぽく見えるんですよね…。感じ方は人それぞれなので、アートに感じる人もいるかもしれませんが。
意外とこういう高架下って入れない場所が多かったりするので、このようなロケーションって案外貴重に感じたりもする訳で…。
写真などをやらない人からしたら何気ない風景に見えるかもしれませんが、少し見方を変えるとモノの見え方も変わると思うので、是非そういった目線で見てみてください。
見慣れた景色だったり、想像できそうな風景でも、ほんの少し楽しかったりしますよ。
レイヤーの聖地になりつつある「スタジオシーグラス」
2018年にオープンしたビーチハウスコンセプトの撮影スタジオ「studio-seaglass(スタジオシーグラス)」。実は僕も2年ほど前に利用したことがあるんですが、撮影スタジオもスタッフの方々もとても良い感じでした。
妙な噂を聞いたのは2020年くらいかなぁ…まだコロナ禍真っ只中だったような。国府津駅に撮影スタジオができたらしい…そして国府津海岸にコスプレイヤーが現れるらしいよと。
僕としては正直「えっ?」という状態でした。だって国府津って何にもない場所じゃん。まさかね…と思いましたが、実際はめっちゃ立派なスタジオでした。
スタジオから国府津海岸まで歩いて行ける距離なので、コスプレしたまま歩いて国府津海岸まで行くみたいですね。国府津海岸に現れるコスプレイヤーの噂にようやく理解できました。
今では当スタジオにわざわざ地方からレイヤーさんが来られる程人気なのだとか。完全予約制となっていますので、気になる方は上記のリンクから覗いてみてください。
こちらのスタジオも今後機会があればじっくり記事にしようと思います。
遊泳は禁止だけれど釣り人には人気な国府津海岸
国府津海岸の海は遊泳禁止となっています。理由は確か深さが急激に深くなるとかそんな感じだったような。危険なので泳ぐのはやめましょう。
また釣り人にはかなりの人気スポットになっています。僕の友人なんかもよくここに釣りをするとか。何が釣れるかは分からないけれど。
カメラを持ってるオッサンが遠くから釣り人の写真を撮影しているのだから、釣り人達は気味が悪いでしょうが…そんなことを考えていると、ふと次の写真で日本の国民性を感じてしまいました。
写真では気づきにくいと思いますが、よく見ると釣り人が等間隔で湾に沿って釣りをしているではありませんか。恐らくお互い邪魔にならないように配慮してのことだと思いますが。
あまりにも等間隔なので良い意味で国民性を感じざるを得ませんでした!素晴らしい!
まとめ
こんな感じで国府津海岸近くのお散歩コースを紹介してみました。近くにあるピザ屋「BABBO」でお腹も膨れていたので良い運動になりました。
久々にゆっくり訪れられたので、記憶に残る過去の情景と重ねて胸にくるものがありました。子供の頃には感じられない感性は今ではあったりするので、新しい発見もあったり、変わってしまった町並みに寂しさを感じたり。
物凄いマイナースポットですが個人的にはとても良かったです。タイトルにもあるように「遺跡み」を感じられる珍スポットでもあったりするので、是非訪れてみてください。
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