「海へと続くトンネル」で映えスポットとなった御幸の浜が美しい

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僕の出身が小田原市なので、少しでも小田原市の魅力を発信できたら良いなぁと思い、新しく「小田原の歩き方」のカテゴリーを作りました。

「小田原の歩き方」の記念すべき第一回は最近映えスポットとなった「御幸の浜」。僕自身も10年以上訪れていなかったので久しぶりな気持ちで訪れてみました。

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御幸の浜とは

御幸の浜の名前の由来は、天皇と皇后がこの海浜に訪れて漁夫の地引網をご覧になったらしく、そのことから御幸の浜と呼ばれるようになったとか。もはや明治時代の話らしいのですが(汗)

湾曲した相模湾に位置しているので、真鶴半島から三浦半島・その先にある千葉の房総半島まで見渡すことができます。

真鶴半島。伊豆にある大室山もうっすら見える
真鶴半島。伊豆にある大室山もうっすら見える

また夏になると海水浴場になるので賑やかになります。海開きシーズンはこちらから。

御幸の浜までのアクセス

住所神奈川県小田原市本町3-16
アクセス車:西湘バイパス「小田原IC」から約5分
電車:「小田原駅」から徒歩20分
小田原城からは徒歩10分
営業時間24時間解放
駐車場タイムズ間中病院第1(小田原市本町4-1)/60分 550円 [13台]
タイムズ間中病院第2(小田原市本町3-13)60分 550円 [20台]

アクセス情報はこんな感じ。小田原駅から徒歩で大体20分くらいで到着するので、決して歩けない距離でもないけど、歩くとそれなりに遠く感じるかも。

そして駐車場の価格が少しお高め。また日中の場合は最大料金が無いのがかなりネックだったりします。遠くなっちゃっても良いから安く済ませたい!という方は、他にも駐車場はあるので探してみてください。

シャッターチャンス待ちな奥さん
シャッターチャンス待ちな奥さん

「海へと続くトンネル」が御幸の浜のニューシンボルに!

学生の頃、何度も遊びに行った御幸の浜。そこの「海へと続くトンネル」がいつの間にかSNSの映えスポットになっていました(初めて知った時はかなり驚いた)。

僕が遊んでいた当時(2000~2008年くらい)はSNSなんて無かったし、こんなに有名でもなかったので、時代だな〜なんて思いつつも、昔から馴染みのある場所にスポットライトが当たるのは結構嬉しかったりします。

どこかで見覚えのある景色だな〜と思っていたら地元の海でした(笑)
どこかで見覚えのある景色だな〜と思っていたら地元の海でした(笑)

そんなことからもっと色んな人に、新しい小田原のニューシンボルとなった御幸の浜の魅力を発信したいと思い、今回ユウマガで執筆しているといった感じです。

このトンネルに備え付けられている扉は「防潮扉」と言い、津波や高潮が発生した際に海水の侵入を防ぐ為のモノらしいです。

有事の時の為の扉なので物凄い分厚い作りになっている
有事の時の為の扉なので物凄い分厚い作りになっている

SNSで一気に拡散!小田原を代表する映えスポットとなった

少し前の話ですが、SNSを見ていると見覚えのある風景画像が幾つも出てくる…。あれ?これ御幸の浜じゃない?ハッシュタグを見るとやはり御幸の浜だった。

ここに通っていた頃はこんなに有名になるとは思わなかったなぁ〜
ここに通っていた頃はこんなに有名になるとは思わなかったなぁ〜

その御幸の浜のハッシュタグからアクセスしてみると、なんとインスタグラマーらしき人達がこぞって御幸の浜の写真を載せまくっているではありませんか!!

僕からしたら、昔から見覚えのある風景だったのですが…こうやって映えスポットは誕生するのかと、ほえ〜とか驚きながらも少し感動しました(笑)

トンネルを抜けると広く美しい相模湾を一望することができます
トンネルを抜けると広く美しい相模湾を一望することができます

トンネルだけでは勿体無い!浜までの途中に古い建物もチラホラあって面白い!

美しい相模湾やシンボルとなった「海へと続くトンネル」が目立ちがちだけれど、御幸の浜の近くにある建物に目を向けると結構面白かったりします。

夕方の差す光が美しかったので撮影
夕方の差す光が美しかったので撮影

というのも、カメラやっている人目線での話になってしまうのですが、古い建物がチラホラあったりするんですよね。僕もカメラを始めてから初めて来たので今まで気付かなかったのだけれど…。

昭和感漂う家だったり、レトロな雰囲気のあるお店など色々とあるので、ここら辺を散策するのも面白かったりするので、そういった目線で見るのもおすすめです。

味がある昔の美容院。最高。
味がある昔の美容院。最高。

相模湾を一望できる美しい風景

御幸の浜からは相模湾を一望することができます。湾の地形が半円状となっているので、グルッと遠くまで見渡すことができ、遠い所は千葉の房総半島や伊豆半島、近くなら江ノ島の灯台であるシーキャンドルなんかが見れます。

国府津方面の御幸の浜
国府津方面の御幸の浜
早川方面の御幸の浜
早川方面の御幸の浜

この地で生まれ育った僕からしてみれば馴染みのある風景なんだけど、いつ見ても美しく思う。学生時代には友達と自転車や原付でよく通ったなぁ。そんな風に思いながらこの浜の撮影をしていると少しだけセンチメンタルになった。

特に夜景が最高で、遠くまで光をぼんやり見ることができるんですよね。あの大きな光は江ノ島の光だろう…とか陸の先端に見える島は三浦半島…いや、その奥に見える小さな光は房総半島の光だ!とか。幼い頃は父親に色々と教わったものです。

右上の山の上の光は平塚市の湘南平の光
右上の山の上の光は平塚市の湘南平の光
早川〜真鶴方面の夜景
早川〜真鶴方面の夜景
月明かりに照らされる荒久の灯台
月明かりに照らされる荒久の灯台

小さな頃からこういった感動が好きだったのは今でも覚えていますが、大人になった今でも感動するものですね。現代ではスマホなんかでマップをすぐに確認することができるので、地理も理解しやすいし、便利になったな〜なんて感慨深く思ったり。

色々と主観丸出しとなってしまいましたが、それほど情緒的に美しい風景なので、訪れた方には是非拝んでほしい風景です。

御幸の浜から見える美しい風景を目の前に整える人も多くてびっくり

身体や気持ちを「整える」なんてここ10年くらいで浸透した言葉だと思うのだけど(もっと前からあったのかもしれないけど)、そんな目的で御幸の浜にくる人も増えているような。

昔、友人とここに訪れた時は、釣りをしているおっちゃんや、犬の散歩やウォーキングの人しか居ないイメージだったけれど、久々に訪れたら色んな人が居てびっくりしました。

テトラポットに座って一休み
テトラポットに座って一休み

ヨガをする人、浜辺にチェアを置いてリラックスする人、チェアやテーブルとカクテル?などのお酒の瓶を何本も持って海風を浴びながら飲んでいる人、そしてモデル撮影や映え写真などのカメラ撮影をする人。

夏っていう季節ももちろんあるんだろうけど、地元の浜がこんなにも目的の多様化が進んでいて、時代だなぁなんて思いながらも正直驚きました。

一人波の音を聞いて…最高のひと時なんだろうなぁ
一人波の音を聞いて…最高のひと時なんだろうなぁ

色んなところで聞く話だけど、テレワークなどで働く場所に縛られないような人に小田原が結構人気らしくて、そういった人が息抜きする場所には丁度良いのかもしれませんねぇ。時代だなぁ。

ゆっくりのんびりできる情緒溢れる御幸の浜へおいでやす

そんな感じで小田原の憩いのスポットとなっている御幸の浜。湘南や熱海などといった代表格の海水浴場よりは寂れているのだけどそれも受け取り方次第。

静かで穏やかな波音を聴きながら物思いに耽るのも悪くないと思いますので、癒しを求めるのであれば、御幸が浜へおいでやす。以下の写真は御幸の浜で撮影した写真たち。見てもらえたら嬉しいです。

視線の先はソロモン諸島(多分)
視線の先はソロモン諸島(多分)
御幸の浜のワイの昔話を聞く奥さん
御幸の浜のワイの昔話を聞く奥さん
蘇る学生時代の思い出
蘇る学生時代の思い出
傾く日差しに照らされて
傾く日差しに照らされて
情緒的で心を開放してくれる砂浜
情緒的で心を開放してくれる砂浜
フェンス越しの月
フェンス越しの月
箱根へと続く道
箱根へと続く道

海水浴シーズンは?花火は可能なのか?

2023年の御幸の浜の海開きは7/15からで、毎年7月中旬には海開きとなります。この前訪れた時は海の家も準備していたっぽいので、今年は海の家も開かれると思います(営業していなかったらごめんなさい)。

海水浴客を待ち侘びる浜辺のコーン
海水浴客を待ち侘びる浜辺のコーン

また御幸の浜での手持ち花火は可能です。ただしゴミ箱などは無いので、バケツなどを持って行ってゴミを持ち帰る感じになるのでご注意を。

まとめ

「小田原の歩き方」の記念すべき第1回目の記事は『海の見えるトンネル』がある御幸の浜の記事でした。僕自身10年以上訪れていなかったので、思い出に触れられて良かったです。またカメラを持ってしっかり撮影したのは初めてだったので、新しい発見なんかもあったりで面白かったです。

湘南の海のような煌びやかさは無いのですが、整えるといった意味合いでは抜群な場所ではないかと思います。景色も素晴らしので、小田原に訪れた際は立ち寄ってもらえると嬉しいです。

やはり何度きても情緒溢れる素敵な浜でした
やはり何度きても情緒溢れる素敵な浜でした

こんな感じで小田原の色んなスポットを「小田原の歩き方」カテゴリーで紹介できたらと思うので、参考にしてもらえたら嬉しいです。

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