コスパ最強なManfrotto(マンフロット)のミニ三脚「MTPIXI-B」がやっぱり使いやすかった

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今回紹介するミニ三脚「MTPIXI-B」を購入したのはもう4年くらい前だろうか。
なんでそんなに昔の機材を今更執筆しているのかというと、最近改めて使いやすさを実感したから。

シンプルな構造ではあるけれど、頑丈で且つ汎用性も高いアイテムの割には、知らない人もチラホラ見かける。初心者向けの三脚ということで、廉価で手も付けやすい為、今更ながらユウマガでも紹介していこうと思う。

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Manfrotto(マンフロット)とは

Manfrottoとは1970年代にイタリアで創業されたカメラアクセサリーメーカー。三脚やバッグ、フィルターや照明などのライティング関連といったカメラの周辺機器を取り扱っている。

イタリア発のマンフロット
イタリア発のマンフロット

印象的な赤い三脚のロゴの通り、代表的なアイテムは三脚で、大型から小型の三脚まで広く展開している。

また最近ではドローンのバッグやスマートフォン関連のアクセサリーなどのアイテムも取り扱っているので、カメラというよりは、クリエイティブアクセサリーメーカーと言ったほうが的確かもしれない。

今更だけどカメラ初心者におすすめしたいのはコスパ最強なミニ三脚「MTPIXI-B」

ロゴにもある通り三脚がメインのメーカー
ロゴにもある通り三脚がメインのメーカー

こちらが以前から長く愛用しているマンフロットのミニ三脚の『MTPIXI-B』。販売したのが2013年とかなり古い製品ではあるけれど、僕も5年ほど愛用していて、今でも必ずカメラリュックに忍ばせている。

本体重量190g
伸長(全高)13.5cm
最低高13.5cm
縮長(格納時)18.5cm
段数伸縮なし
最大荷重1kg

この三脚の何が良いってこのサイズ感。格納時折りたたんだ時の大きさは18.5cmとペットボトルよりも小さく、アルミ素材を使用している為重量も190gと非常に軽い

iPhone 12 miniと比較
iPhone 12 miniと比較

三脚の最も重要である最大荷重は1kgなので、コンデジならまず問題ない。ミラーレス一眼なら使うレンズにもよるけれど、大口径のレンズや望遠レンズ以外なら殆ど問題ないと思う。

また雲台は360°回転できる自由雲台まで付いている。この雲台にはプッシュボタン構造が採用されており、素早く直感的に操作できるようになっている。

構造はシンプルで、ボタンを押すと雲台がグルッと一周し、ボタンから指を離せば雲台の位置が固定される。ボタンを押すのにもある程度の力が必要なので、意外としっかり固定される。まぁある程度の力と言っても親指一本で押せるくらいの固さなので安心してほしい。

そんな操作性抜群な自由雲台が付いていながら、値段も2~3000円代と廉価な為、コスパも非常に良く初心者の人でも手が出しやすい価格となっている

三脚の大きなデメリットである「価格」と「持ち運びやすさ」の問題を見事に解決している。因みにカラー展開はブラック・ホワイト・レッドの3色。

出先でのカメラ置き場問題をスマートに解決してくれる

こんな小さい三脚なので、なかなか作品撮りなどのシーンでは使用する機会はないのだけれど、旅行集合写真などの思い出写真を撮る時などに本領発揮する。

誰もが一度は経験したことがあると思うのだけれど、旅先でカメラの置き場が悪くて、水平を保てなくて設置に時間がかかる問題。待たせている仲間に申し訳なくて、妥協して撮影してしまったりした経験は無いだろうか。

このミニ三脚ならどこでも忍ばせられるので、そんなカメラあるあるもすぐに解決してくれる。リュックのペットボトルホルダーにも余裕で入るような大きさなので、カメラの置き場問題に悩んだことのある方には是非おすすめしたい。

コスパが良い代わりにデメリットも色々ある

冒頭でも紹介した通り「MTPIXI-B」は飽くまでも初心者向けのミニ三脚なので、そうではない人からしたら少々スペック不足かもしれない。

まずは耐荷重が1kgなので、コンデジやミラーレス一眼なら許容範囲ではあるけれど、デジタル一眼レフだと、ボディだけでも既に重い為、あまりオススメできないのが正直な感想。

ベーシックモデルなので力はいまひとつ
ベーシックモデルなので力はいまひとつ

またミラーレス一眼であっても大口径レンズなどの大きなレンズや望遠レンズにも適していないので、その点においても注意が必要。

また大体のミニ三脚に水平器が付いていないのと同様に、この三脚にも水平器が付いていないので、カメラ本体に内蔵されている電子水準器などの機能が必要となる。

その他のPIXIシリーズで展開されているミニ三脚

ManfrottoのPIXIシリーズでは幾つかのミニ三脚が展開されており、今回紹介した「MTPIXI-B」の上位モデルであるミニ三脚「PIXI EVO」や取り外しが可能なスマートフォンアダプターが付いている「PIXI Smart」などがある。


PIXI EVOは2.5kgまでの耐荷重や開脚角度が2段階式になった為、MTPIXI-Bよりも撮影の幅が向上した。しかし、値段が少し上がってしまうのと、サイズも若干大きくなってしまうデメリットもある(大きくと言っても格納時に2cmだけだけど)。

またPIXI Smartは三脚にスマートフォンアダプターが付けられるというミニ三脚。三脚自体は今回紹介しているMTPIXI-Bと同じなので、三脚本体の性能は変わらない。値段も3000円前後するので、スマホ三脚にしてはかなり高価な印象。

スマホ三脚ならば、もっと小さくて安価な三脚もあるので、正直に言うとあまりオススメする気になれない。

まとめ

今更感が否めないけれど、撮影の必需品として長く愛用しており、欠かせないアイテムなので、改めて紹介させて頂きました。

ミニ三脚の特性上、撮影の幅は限られてしまうけれど、軽量コンパクトで機能的にもコスパが良く、しっかりと三脚の役割も果たしてくれるので、痒い所に手が届く的な、とりあえず持っていれば安心するアイテムだと思っている。

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