【解決】MacBookのトラックパッドが押し込めない。反応しなくなったり動かなくなる原因と対処法

アイキャッチ画像

よし!今日も執筆頑張りますか〜…あれ?なんかMacBookに違和感を感じる…。

あれワイのMacBookってこんなに扱いずらかったっけ?と思っているとハッとした。MacBookのトラックパッドが押し込めない。故障?でも強い衝撃も与えていないし、壊れるようなことはしていないのだけれど…。

今日はそんなトラックパッドが押し込めない、反応しない時にどうすれば復旧・解決するか体験談をもとに紹介していこうと思う。

Contents

ある日突然トラックパッドが押し込めなく(沈まなく)なった

基本的にマウスは使わないので、トラックパッドを日常的に使っているのだけれど、押し込めないということはクリックができないと同義になるので、それで扱いにくい違和感を感じていた。

マジかよ…修理って絶対に時間かかるじゃん…と途方に暮れていたのだけど、普通に自宅で10分ほどで直すことができた(笑)

但し今回の故障は簡単に直せたものの、物理的に壊れている場合だって考えられるので、色んなパターンから解決方法を探していこうと思う。

おいおいマジかよ〜そりゃ〜ないぜぇ〜
おいおいマジかよ〜そりゃ〜ないぜぇ〜

【原因】なぜトラックパッドが押し込めなくなるのか

トラックパッドが押せなくなった理由は幾つか考えられる。

システムのエラー

トラックパッドを押せない事例の最も多い原因はたぶんシステムエラーが原因なんだと思うので、Appleサポートや修理店に出すのではなく、色々と復旧できる可能性があるので慌てずに今回の記事の内容を試してほしい。

一言でシステムエラーと言っても考えられる原因は様々だ。MacBookに負荷をかけ過ぎて熱暴走でトラックパットが動かなくなったり押せなくなったりする。またパソコンに内蔵されているバッテリーの膨張なども考えられる。

修理に出すと時間もお金も浪費してしまうので、システムエラーの場合なら一度冷静になって色々試してほしい。因みに今回のワイの故障もシステムエラーだった。

キーボード

物理的な故障

落としてしまったり、ぶつけてしまったり強い衝撃が加わって起きる故障。こういった故障は基本的には修理に出すことになると思うのでAppleサポートや修理店に相談する流れとなると思う。

またAppleCareやAppleCare+などに加入していると本体故障の修理が受けられるので、まずはAppleサポートに相談するべき。

また下手に分解修理を自分でやってしまうと補償が受けられなくなる可能性があるのであまりオススメはできない。

USB端子の問題

外付けのトラックパッドの場合、USBケーブルを接続して使用する。この時にUSB端子が汚れていたり焦げていたりしていないか。

またUSBケーブルには問題ないか。ケーブル内で断線などが起きている可能性も捨てきれないので、MacBook側としっかり接続されているか確認すべきかもしれない。

画面左上の「リンゴマーク」⇨「このMacについて」⇨「システムレポート」⇨「USB」を選択すると、今何のUSB端子が接続されているかが表示されるので、USB全体がしっかり生きているか確認できる。

USBの生存確認

周辺機器のBluetoothとの干渉

上記のUSBケーブルは有線であるけれど、中には無線の外付けのトラックパッドもある。この場合Bluetoothを接続して使用するのだけれど、うまく接続されていない可能性がある。

Bluetooth接続の機器には自動接続の機能があるモノもあるので、予想外の機器に接続してしまっているコトもあるので、怪しいのであればしっかり確認した方が良いかもしれない。

電源がOFFになってしまっている

外付けのトラックパッドには電源ON・OFFの切り替えスイッチがあったりする。購入した時は勿論OFFになっているのでONに切り替えてみて様子をみる。

またONにしっぱなしの人は何かの拍子で気付かないうちにOFFにしてしまっている可能性もあるので今一度確認してほしい。

【解決】トラックパッドを押し込めなくなった時の対処法

トラックパッドが押し込めなくなる原因は幾つもあるけれど、同時に対処法も色々あるので、以下の中から当てはまりそうなモノを試してほしい。一応上から簡単に試せる順番で紹介していく。

再起動させる

MacBookの電源を一度切ることでシステムエラーがリセットされることがあるので、まずは試してみる。この時点でトラックパッドが全く反応せずにカーソルが動かせないことがある。

そんな時はキーボードだけでシステム終了させる。操作手順は「control」「fn」「F2]を同時押しして「Enter」で表示されるのであとはカーソルを合わせるだけ。

それもできない状態であれば最終手段として強制終了させる。キーボードの右上にある電源ボタンを長押しすると、強制的に電源OFFの状態になるので、そこから再び電源ONにすれば再起動する。

熱を持っていれば休ませる

ブラウザを開く、音楽を流す、アプリを開く、動画のダウンロードなどを同時に行うと処理が重たくてMacBookが熱を持ってしまうことがある。一言でいえば同時に色々作業し過ぎということだ。

電子機器全般に言えることなのだけれど、熱を持つことは基本良くないことでショートしてしまったりフリーズなどの色んな故障の原因になる。

システムエラーということでトラックパッドが機能しなくなることも考えられるので、30分ほど(熱が下がるまで)使用を控える。

慌てて再起動させると熱で他のシステムエラーが起こりかねないので、できるだけ触らない方が良いと思う。

トラックパッド

バッテリーが膨張していないか確認する

トラックパッドが浮き出たり、出っぱってしまうことがある。実はトラックパッドの下にバッテリーが内蔵されており、経年劣化により膨張することがある。

その膨張により圧迫されてクリックできなるなることがあるので、トラックパッドが浮いていないか確認してほしい。もし膨張してしまっても自分でバッテリー交換するのはオススメできない。

バックアップが取れてなかったりしてデータの破損の原因になったりする可能性もあるので、やはりAppleサポートや専門店に修理依頼した方が無難だと思う。

トラックパッドを掃除する

MacBookを長年触っていないとトラックパッドの隙間にゴミや埃が入ってしまい固着してしまうことがあるので、クリックできなかったり違和感がある時は疑った方が良いかもしれない。

掃除する時はブロアーや専用ブラシ、湿らした濡れタオルで拭く程度で良いと思う。ここでスプレー式の液体クリーナーを使うとトラックパッド下にあるバッテリーやその他の配線の異常などの恐れがあるのでオススメはしない。

セーフモード(セーフブート)で起動して動作確認する

Macbookをセーフモードで立ち上げると、起動時にシステムエラーが原因なのかチェックできる。セーフモードを使うとキャッシュファイルを削除してシステムエラーの修復ができるのでトラックパッドの問題も解決する可能性もある。

セーフティモードを実行する時の手順としては以下の通り。

  1. MacBookの電源をシャットダウンさせる
  2. シャットダウンしている状態で「shift」キーを押しながら電源ボタンを押す
  3. アップルロゴが画面に表示されたら「shift」キーを離す
  4. ログイン画面の右上に「セーフブート」と表示されれば完了
ロゴ

SMCをリセットする

SMCとは、バッテリー・電源・冷却ファンなどの熱管理をしている機能のこと。Macbookの熱暴走によりシステムエラーによってトラックパッドが操作できないといったことも考えられるので、一度この熱管理をしているSMCをリセットさせてシステムエラーの修復を試みる。

SMCリセットを実行する時の手順は以下の通り。

  1. MacBookの電源をシャットダウンさせる
  2. 電源ボタンを押して起動後すぐに「shift」「control」「option」キーを同時に15秒ほど押し続ける
  3. 15秒経ったらキーを離して起動すれば完了

PRAM /NVRAMをリセットする

PRAMやNVRAMとはMacBook内にある特殊なメモリ領域のことであり、ディスプレイ解像度やスピーカー音声情報などの基本設定が保存されている。電源を落としても基本設定が消えないように記憶しているシステムのこと。

どこでシステムエラーを起こしているか分からないのでメモリ領域などもリセットをかける。そういえば今回の僕の故障はこの作業で復旧しました!!

PRAM /NVRAMリセットを実行する時の手順は以下の通り。

  1. MacBookの電源をシャットダウンさせる
  2. 電源ボタンを押して起動後すぐに「option」「command」「P」「R」キーを同時に30秒ほど押し続ける
  3. 2回目の起動音が鳴ったことを確認した後、キーから離せば完了

ハードウェア診断をする

MacBookには「Apple Diagnostics」というハードウェアを診断するツールが内蔵されている。このツールを使うことによってどこのシステムが悪さをしているのかが分かるので、システムエラーの際に役立つ。

Apple Diagnosticsでハードウェア診断をする時の手順は以下の通り。

  1. 外付けのデバイスを全て取り外す(電源コード・マウスは接続)
  2. MacBookの電源をシャットダウンさせる
  3. 電源ボタンを押して、すぐに「option」「D」キーを長押し
  4. 言語選択画面が表示されたらキーから離し「日本語」を選択
  5. 自動でハードウェア診断が始まり検査結果が表示される

この検査結果で「修理が必要」と表示された場合はAppleサポートか修理店に修理の依頼をする流れとなる。

USBハブ

OSを最新バージョンにアップデートする

OSもシステムエラーを改善する一つの手段で、最新のバージョンにすることで今抱えているシステム上の問題を改善してくれる。

古いOSのままでいるとトラックパッドだけではなく色んな箇所でシステムエラーの原因になりかねないので、基本的に最新バージョンにアップデートしておいた方が良い。

まとめ

今回はトラックパッドが押せなくなってしまった時の原因と対処法を紹介した。今回僕のMacBookの故障はPRAM /NVRAMをリセットをすることによって修復できた訳だけど、たった一箇所の不具合でこれだけの原因と解決法がある(多分もっと色々あるかもだけど)。

不安になる気持ちも分かるけれど、いきなりAppleの工場や修理店に持って行ったりすると、なかなかの金額と納期になると思うので、とりあえずは慌てない。

まずは冷静になって物理的なのかシステム的なのか原因を見極めてから対処するなりAppleサポートに相談するなり決めてもらって、この記事が誰かの為になったのなら嬉しく思う。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

Contents