【レビュー】KEYUCA(ケユカ)のフタが静かに閉まるゴミ箱「arrots 45L」を購入しました。

アイキャッチ画像

新居に引っ越して3ヶ月が経ち、家具家電なども少しずつ揃ってきて、ようやく夫婦での新生活に慣れてきた今日この頃、ずっと悩んでいたゴミ箱を少し前に購入した。

梅雨の時季は部屋を閉めっぱなしにして換気をしにくくなるし、夏はゴミの匂いが立ち込めるので、その前までに買ってしまおう!ということで急いでこのタイミングで購入に踏み切った。

インテリアなどでゴミ箱と言えば、どこか脇役のような印象もあり、ついつい購入を後回ししてしまったけれど、実際に選ぶとなると決めるのは結構大変だった。

思った以上に色んな形や仕様があるので、自分の使い易い物を選ばなければならないし、目立つので適当に選ぶと、大きく部屋の景観を壊し兼ねない。私意ではインテリアの脇役として考えていたので、ゴミ箱選びは完全に虚を突かれたような感覚だった(笑)

色々悩んで、決め倦ねている中、「KEYUCA(ケユカ)」のゴミ箱であるarrots(アロッツ)シリーズの『arrots 45L』が最も理想に近い物だったので購入することにした。1ヶ月程使用してみたので、紹介と共に使用感などをレビューしていこうと思う。

Contents

KEYUCA(ケユカ)とは

KEYUCAとは、生活雑貨や衣類などを取り扱っているライフスタイルショップで、オリジナルデザインのアイテムを数多く揃えており「Simple & Naturalに暮らす。」をテーマにしている。

「またデザインや品質も良い物が、購入し易い価格であったら良い」をモットーに、日々の暮らしを心地良くする為に「ちょうど良い。をつくる」をコンセプトにしている。

arrots LL
arrots 45L

元々KEYUCAを知っていた訳ではなく、今回ゴミ箱を探している時に、偶然見つけたメーカーで、私見だけれどデザインは、Francfrancやニトリに似た印象。

全体的にシンプルなアイテムが多く、無印良品が好きな人などにおすすめしたいので、一度オンラインショップを覗いてみると楽しいかもしれない。
KEYUCAオンラインショップ

KEYUCA(ケユカ)『arrots(アロッツ) 45L』を購入した理由

ゴミ箱には様々な種類があるけれど、自分の理想的なモノを探すのは結構大変だった。僕の要望としては「ホワイト」「角ばった形状」「ペダル開閉式」「フタが静かに閉まる」を条件にゴミ箱を探していた。

今の住まいが賃貸なので、ペダル開閉式で閉まるフタの音が、「バタン」と意外と部屋中に響いたり、隣室への配慮を考えたら「フタが静かに閉まる」条件は必須だった。
arrots LL 横世の中これだけ様々な商品で溢れている訳だから、幾つか種類はあるだろうと勘繰っていたけれど、「角ばった形状」で「ペダル開閉式」と「フタが静かに閉まる」の機能を兼ね備えているゴミ箱が意外と少なくて、探すのにかなり苦労した。

キッチン周辺にゴミ箱を設置する予定だったので、スッキリと無駄なスペースを省く為に「角ばった形状」のモノで、またリビングで併せて使いたかったので、大きさは出来るだけ大容量のゴミ箱で探していた(こう考えると色々と要望が多かったのかもしれん)。そんな中偶然見つけたのが、今回購入したKEYUCAの『arrots 45L』だった。

KEYUCA(ケユカ)のゴミ箱「arrots」ダストボックスシリーズ

arrotsダストボックスシリーズは、KEYUCAが展開するゴミ箱のシリーズのことで、デザインと使い易さのバランスを考えてつくられている。

サイズ容量(L)縦(cm)横(cm)高さ(cm)
SS3.62317.522
S7.63018.529
M15.23820.537
L27412250
LL454326.560.7

また種類も豊富で、サイズは5種類が展開されている。フタが開いた時の高さが、大体10cm程高くなるので、そこだけは購入の際に気をつけて欲しい。

先述の通り、キッチンとリビング兼用で使用するので、今回は一番大きいLLサイズのゴミ箱を購入。イメージとしては、30Lのゴミ袋を2枚入れると丁度良い大きさ。またサイズによってはブラックも展開されている。

ゆっくり静かに閉まる両開きのフタが最高に良い

arrotsシリーズの一番の特徴である「ゆっくり静かに閉まる両開きのフタ」の機能が、今回の購入の決め手となった。

両開きのフタ
両開きのフタ

元々両開きのフタのデザインに惹かれていたのだけれど、どれもフタを閉める時に「バタンッ」と大きな音がして騒がしいし、賃貸で生活しているので隣室のことを考えたら、やはりこの欠点は妥協することが出来なかった。

そんな時に偶然見つけたのが「arrotsシリーズ」だった。このシリーズには、ゴミ箱の裏側にダンパーが採用されており、フタの閉まる勢いを吸収することにより、フタが閉まる音を軽減している。

ダンパーは見えない部分にあるのでデザインを崩さない
ダンパーは見えない部分にあるのでデザインを崩さない

フタの閉まる音が軽減されてるとはいえ、寧ろ殆ど聞こえないレベルで考えてもらっても良い。それ程に静かにこの点に置いてはストレスフリー使えている。

開閉がペダル式なのでハンズフリーで汚さず使える

ゴミを捨てる際に汚れた手でゴミ箱に触れたく無いので、ハンズフリーである「ペダル開閉式」の機能は譲れなかった

中には手をかざせば開くような、センサータイプのゴミ箱もあるけれど、電気が必要だったり、高価だったり手をかざす一手間もあったりするので、結局は「ペダル開閉式」で落ち着いた。両手が塞がってても使えるし、やっぱり便利だよね。
肝心のペダルはと言うと、まぁ普通の軽さだと思う。何て言えば分からないけど、小さな子供が踏んでも開く軽さと言っておこう…。ただペダルの踏み方によっては、フタの開き具合が異なるので、その点はマイナスポイントとして、あとで紹介しようと思う。

とりあえず奥さんには気を遣わせちゃっているかもしれないけれど、普段から汚れやすいゴミ箱なので、ハンズフリーで清潔に使用したい。

ゴミ箱内で分別ができるのは嬉しい

LLサイズは45Lの大容量のゴミ箱なので、そもそもが沢山入るけども、中にゴミ袋を分別する為の「袋留め」が付いており、ゴミ箱内でゴミを分別できるようになっている。

3種類まで分別が可能
3種類まで分別が可能

ゴミ捨ての際に、ゴミの日が細かく指定されている町もあるだろうし、その為の分別の際に、幾つもゴミ箱を置いてしまうと幅をとってしまうので、部屋に置くゴミ箱は出来るだけ少なくしたい思いがあり、1台で分別出来るこの袋留めの機能には助かっている。

勿論、分別の為に、2種類のゴミ袋(燃えるゴミ・燃えないゴミとか)を中に入れてしまえば、1つずつの容量は減ってしまうが、それでも30Lの袋が2枚分くらいは入るので、二人暮らしの場合でも、ゴミが溜まりきるまでに、一週間くらいは保ってしまう。

取り外しが可能
取り外しが可能

なので分別しても容量不足には感じることはないけれど、まぁこの部分に関しては、どう思うか個人差はあるので、断定は出来ないが、分別して使いたい人には、大きい容量のゴミ箱をオススメする。

我が家では2種類に分別している
我が家では2種類に分別している

余談だけれど、ゴミ箱内にゴミ袋をストックしておけるポケットがある。

ゴミ袋をストックできる
ゴミ袋をストックできる
こんな感じになる
こんな感じになる

分別もストックも、このゴミ箱1つで完結出来るので使い勝手はかなり良い。またこのポケットは取り外し可能なので、ゴミ箱内で分別をしたい人などは、このポケットが邪魔になってしまうので外して使うのもありだと思う(というか僕は外して使っている)

夏場でも臭いが気にならない密閉能力

結論から言うと、購入してから1ヶ月間、臭いに悩まされることはなくなった。フタが両開きの構造なので、左右のフタの間に僅かな隙間が出来てしまうのではないかと懸念していたけど、案外気にならないもので、毎日キッチンに立っている奥さんも気になったことは無いとのこと。

しっかり密閉されている
しっかり密閉されている

匂いが篭りやすい梅雨真っ只中、2日間家を空けた時も、しっかり臭いを防げているので、密閉能力もひとまず問題は無いと思う。

写真だけでは分かりにくく、臭い漏れについては購入する際に一番不安視していたので、とりあえず無事使えているので安心している。

部屋の景観を崩さないオシャレなデザイン

とにかくシンプルで角ばったフォルムが美しい。
まぁどのゴミ箱も大体はシンプルだし、デザインにも大きな違いがある訳でもないけれど、癖や違和感なくインテリアに取り入れられるので、その点においては気に入っている。
隅に存在感を消す四角いフォルムで部屋の隅に置けるので、45Lと大容量ながら省スペースでスッキリと配置できるのもお気に入りポイント。デザインとは少し違うけれど、個人的にはゆっくり閉まる両開きのフタに洒落っ気を感じる。

また昔から良く見る上下に開くフタは、閉まる時に勢い良く「バタンッ」と悪臭を振り撒きながら閉まるのがすごく嫌だった。なのでゆっくり閉まる両開きのフタに、上品さを感じると言うと言い過ぎかもしれないし、上手く伝えられないけれど、その優雅に閉まる感じがとにかく好き(笑)
ゆっくり静かに閉まるまた形状が四角いので、無駄な凹凸も無くシンプルに掃除がし易い設計になっている。先述の通り、ゴミ箱でも綺麗に使いたい思いがあるので、清潔な状態を維持し易いのも個人的には嬉しいポイント。

「arrots 45L」を使ってみて気になった部分

ここまでは如何に「arrotsシリーズ」良いモノか紹介してきたけれど、実際に使ってみると、幾つか気になる部分もあった。

まずは率直に言うと価格が高い。ダンパーや両開きのフタといった、一般のゴミ箱よりも複雑な設計となっているのは分かるけれど、電気を使わないゴミ箱としてはかなり高価だと思う。

とは言え、ゴミ箱も10年単位で使うモノだと思うし、長い目で見て使い易さなどを考えれば、費用対効果は悪くは無いと思う。

またペダルを踏む力が弱いと、フタが開ききらないことがある。設計上電気機器を使わない構造になっているので、ある程度力加減に誤差はあるだろうから仕方ないけれど、出来ればこの点においては改善して欲しいのが正直な感想。

踏む力が弱いとこれくらいしか開かない
踏む力が弱いとこれくらいしか開かない

あとは個人的に一番気になった部分は、分別しているゴミ袋が一杯になって、ゴミ箱から取り出そうとした時に、袋留めが外れてしまう。

例えば、ゴミ箱内で燃えるゴミと燃えないゴミで分別しているとする。そこで燃えるゴミが一杯になり、取り出そうとした時に、袋留めが一緒に外れてしまい、袋留めに掛けていた燃えないゴミ袋も袋留めから外れてしまうので、留め直さなければならないので、それが結構手間だったりする。

今ではある程度慣れたので、先に袋留めを外してしまうけれど、ゴミ箱内で分別するのではなく、スペースがあればゴミ箱2台置きとかの方がストレスが無く使えるかもしれない。

まとめ

このゴミ箱の良いも悪いも色々紹介したけれど、結論を言うと大満足している。フタの閉まる不快な音は全くしないし、デザインも好みだし、ペダル式で掃除がし易いフォルムなので、清潔に使い続けられる。

大容量でゴミが沢山入る上に、1台で分別出来てしまう点に関しても、幾つもゴミ箱を置かずに済むので省スペースで嬉しい。フタが開ききらない点や袋留めが外れてしまう点は、1ヶ月も使っていれば自然と慣れてくるので、手間と思うストレスも無くなってきている。

そう言えばキャスターもついてるんだった
そう言えばキャスターもついてるんだった

そんなこんなで値段こそは高いものの、購入して満足している。これから夏本番で一層臭いやすくなる季節がやってくると思うけれど、その点に置いては安心して室内で夏を乗り越えられそうだ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

Contents