皆様お疲れ様です。この記事を見ていただいている方は、何かに取り組むことに躊躇してしまったり、億劫になってしまったり、一言で表すと「やる気が出ない」人が見てくれていると思います。
今日はそんな人に言いたい。「やる気なんてそもそも存在しないんだよ」と。この内容を深掘りしつつ、やる気が出ない人への後押しができるかもしれないので、是非のんびり見てもらえると嬉しいです。
・やりたいことがあるのにやる気が出ずに捗らない
・やるべきことを何事も先延ばしにしてしまう
・プライベートの効率化を考えたい
この世にやる気は「存在しない」、気力がないだけ
結果から言うと、そもそもやる気なんて存在しないんです。ん?と思うかもしれませんが、人の中にあると思っていた「やる気」が科学的に無いことが証明されています。
その代わり「気力」は科学的にも証明されているらしくて、まずは根本的な部分からお話していこうと思います。
人間はそもそも「やる気」なんて持ち合わせていない
まず認識してもらいたいのが、やる気なんてそもそも存在しないということ。東京大学薬学部教授・脳科学者の池谷裕二先生が言うには「やる気」とは都合の良いように使われてきた造語らしい。
元々人間の体内には「やる気」の成分が身体から分泌されている訳でもなくて、ただの方便なので「やる気が出ない」とかの漠然とした状態よりも、もっと具体的な原因がある。それが「気力」だ。
作業が進まないのは「やる気」ではなく「気力」が無いから
「やる気」とは違い「気力」にはしっかりとした科学的根拠がある。その気力の元となる成分が「ドーパミン」だ。このドーパミンが正しく分泌されれば「気力」に繋がり元気な状態となる。
なので「やる気が無い」から作業が進まないのではなく「気力が無い」から作業が進まないが正解になるのかな。まぁ意味合いはほぼ一緒なんだけどね(笑)
「やる気」が出ないからやらないのではなく、とりあえずやってみる
人の体内に「やる気」が無いのは前述の通りなんだけど、その代わり「気力」が関係している。そうなったら「やる気」が出たらやる!っていうのはおかしな話で、やる気なんてそもそも無いのだから、とりあえず行動する。
「気力」は行動してから徐々に活性化してくるので、そこらへんの話やとりあえず行動してみる精神を述べていこうと思う。
大衆が言う「やる気」というものは、結局行動してからしかついてこない
スポ根のような話になってしまうけど「気力」の元となるドーパミンって交感神経の働きによって分泌される訳で、休んでたり感情が高まらないとドーパミンは分泌されないので、待ってても「気力」って湧いてこないんですよね。
今回の内容を知ってからは少しはマシになりましたが、僕だって今までずっと酷くて、子供の頃は宿題なんかはやらないし、大人になった今でも家事なんかも後回し。気付けばゲームやネットサーフィンをしている始末…。
まぁ多くの人に当てはまることだと思うのですが、そうやってダラダラしていても「気力」って湧いてこないですよね。それは多分、交感神経の働きが弱いから。
なので「気力」を出したいのであれば、まずは行動する。行動すれば交感神経が働きドーパミンが分泌される。ドーパミンが分泌されれば「気力」に繋がる。
一度行動してしまえば、流れのままスラスラと捗るのはそういったロジックがあるのだと思う。
とりあえず行動したけど続かないのであれば休んでメリハリをつける
行動すれば「気力」に繋がると述べたけれど、必ずしもそうなる訳ではない。人間はロボットではないのだから、体調が優れない時もあれば不調な時もあるし、仕事後なんかも疲れてますよね。
そんな時はゆっくり休んだり、好きなことをして気を紛らわしたら良い。無理して行動しても「気力」は湧かないし作業も捗らないのだから。
ただし「やる気」が湧いたらやる!みたいなマインドでは多分そのままダラダラしてしまうので、そういう時は思いっきり休む。
そんな感じで、どうしても手に付かない時は投げ出しても良いだろうし、無理する必要はないと思うのだけれど、やりたいことがあるのに、やれないみたいな時は、メリハリも必要なのかなと思う。
僕の場合のメリハリは、アラームを設定するとか、ゲームはキリが良いところでやめるとか。こういう制約をかけないとどこまでもダラダラしてしまうので(汗)
とりあえず、まずは少しでも行動すれば、少しづつ作業も進むし、それは前進だと思う。そして疲れたら休めば良い。少しでも行動することが大切(ユウマガなんかは常にそんな感じ、疲れて休み過ぎだけど笑)。
何か気を紛らわしてくれるモノに頼ると気力・やる気などに左右されずに行動できる
疲れている時は何もやる気にならないし、気力も湧いてきませんよね…(汗)僕からしたら家の掃除なんかが大体当てはまる(奥さんには言えないけど)。
その中でもトイレ・風呂・洗面所掃除は地獄で、疲れている時は本当に気力が湧かないし、後回しにしたくなる…。なんだかんだ掃除してて気付いたら1時間以上かかってしまっているし…。
そんなの黙々とできる訳ないし、気力も湧いてこないんですよね。そんな時は何か気を紛らわしてくれるモノに頼ると勝手に身体が動く。要は「ながら作業のこと」。
僕の場合は、Bluetoothイヤホンを装着して、ひたすら好きなYouTuberのラジオを聞く。勿論、掃除をしながら。そうすると疲れていても動画の内容に気を取られて、疲れが感じにくくなる。
なので、日頃からダラダラと動画を視聴するのではなく、掃除をする時用に敢えて視聴せずにとっておく。これが僕のゴリ押し作業の仕方。
僕はたまたまYouTuberだったけれど、最新の音楽だったり何でも良い。「ながら作業」をしながら行動に移せれば何だって良いので、自分に合ったスタイルが探せると、気力なんて関係なく身体を動かせることができる。
「とりあえず行動」する生活に慣れれば先送りにする癖は無くなる
まずは行動してみると意外とそのまま捗ることが多かったりする。その癖が付けば先送り・後回しにする癖がなくなると思うんですよね。
偉そうなことを言っているのは分かっているのですが、僕自身「やる気」の奮い立たせ方みたいのを考えた時に、今回の内容を知って考えが変わった。以前よりも確実に行動に移せるようになった。
「とりあえず」で良いんですよね。それで行動しても、どうしても気力が湧かなければ後回しすれば良いだけなので、まずはそこらへんのマインドから変えていければ良いのかなぁなんて思います。
まとめ
「とりあえず」ってめっちゃ大切!結局は行動してから全てが始まるので、「気力(やる気)」を出すためにまずは動いてみる。
そして、どうしても疲れている時は、何か気を紛らわしてくれるモノで「ながら作業」でこなす。それでも厳しいようであれば気分転換に投げ出して休む。
そんな感じで少しでも行動する原動力やきっかけになれば嬉しく思います!日々疲れることも多いと思いますが、ぼちぼち自分のペースを掴んでやっていきましょう。
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