浄土平に異世界あり。磐梯吾妻スカイラインの吾妻小富士で超自然に出会う

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お久しぶりです。ユウキチです。
いや〜異常な程に暑い夏が続き、残暑見舞いのシーズンも終わろうとしているのに、まだまだ続く猛暑にバテている今日この頃ですが、皆さんはどうお過ごしでしょうか?

Google広告の不具合を言い訳に活動を休止しておりましたが(休止期間の半分はサボりですが)いつの間にかに復旧しておりましたので、ボチボチ活動していこうと思っております。

昨今流行している感染症の影響でまだまだ堂々と外出しづらいご時世ですが「Go Toキャンペーン」などの後押しもあり、以前よりは多少外出の敷居も下がったと思うので、久々に旅行へ行ってきました。

今回は福島県の磐梯山方面へ出向いた訳ですが、そこで偶然立ち寄った「吾妻小富士」の大自然が凄過ぎたので紹介していこうと思う。

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吾妻小富士

吾妻小富士とは福島県福島市にある標高1707mの山。吾妻連峰の一つですり鉢状の大きな火口があり、その形状が富士山に似ている事からこの名が付けられたらしい。

絶景ドライブコースで有名な磐梯吾妻スカイラインの途中にある浄土平まで、マイカー若しくはバス、タクシーでアクセスできる。そこから整備された階段を10分ほど登ると吾妻小富士の火口部分に到着する。

こんな階段を10分ほど登る
こんな階段を10分ほど登る

浄土平にはビジターセンターやレストハウスがあり他にも浄土平天文台などの施設がある。
こういう僻地にレストハウスがあるのは非常に嬉しい。

吾妻小富士から見下ろした浄土平
吾妻小富士から見下ろした浄土平
空に近いこの地から見上げる星空はさぞ絶景だろう
空に近いこの地から見上げる星空はさぞ絶景だろう

旅人を引きつける吾妻小富士の魅力

今回の福島旅行の目的は「旅館」であった。旅先では寄り道せずにドライブして宿に直行するつもりだったが、磐梯吾妻スカイラインを走行していると、こんもりとした山に多くの人が登って行くのが見えた。

浄土平から見た火口を目指す登山者
浄土平から見た火口を目指す登山者

更に車を走らせると浄土平という大きな道の駅のような建物が見えてきた。沢山の人がこんなとんでもない山奥の僻地に集まっていた事に驚いた。宿泊が目的の今回の旅で、行く先々の事はあまり考えていなかったので、かなりの衝撃でついつい寄ってしまった。

ドローンの飛行は禁止らしい
ドローンの飛行は禁止らしい

ここから登頂を始め、木で作られた階段を10分程歩いて到着。坂も緩やかで登りやすい階段だった。驚いたのはヒールで登って行く女性もいたくらいだ。この階段くらいならヒールでも登れるかもしれないが、火口部分では細かい砂利や岩場があり危険な為おすすめしない。

階段の先はまさに異世界が広がっていた

10分くらい階段を登り火口部に到着すると、そこはまさに別世界だった。

ガッポリ開いた吾妻小富士の火口
ガッポリ開いた吾妻小富士の火口

大きく口を開く火口部を目の前に、あまりの大きさと迫力で思わず足がすくんだ。大き過ぎて火口部の遠近感がうまく掴めない。こんな感覚は初めてだ。まさに今まで経験したことの無い超自然を目の当たりにした

火口部を歩く人々
火口部を歩く人々
空を横目に歩く
空を横目に歩く

この火口部をグル〜っと一周できるのだが、反対側で歩いている人がとても小さく見える…一体どれ程の広さなのか感覚が鈍る。そして望遠レンズが欲しくなる…

あまりの超自然に圧倒されっぱなしだったが、とりあえず歩を進める。ちなみに火口部の歩道はこんな感じ。

自然が創り出だした歩道
自然が創り出だした歩道

道幅は5~7mくらいだろうか。もちろん柵は無いので、足を滑らした時の事を考えるとゾッとする。足元には小さな砂利があり、思った以上によく滑る。

ハイジ感
ハイジ感

そんな状況下で手を繋ぎながら駆け下りて行くカップルらしき2人組みを発見。驚愕唖然。

植物の生命力を感じる
植物の生命力を感じる

このような急斜面を横目に歩いて行く。僕はかなりのビビりなので常に縮み上がるような思い出進んでいく(泣)

頂上を目指す
頂上を目指す

10分も経てば次第に恐怖に慣れてきた。人間の適応能力は凄い(笑)ようやく足元以外にも目線を配れる余裕ができたので風景を見渡すと、一面絶景が広がっていた。

大自然と美しい道路の見事なコラボ
大自然と美しい道路の見事なコラボ

美しい景色を眺めながら頂上を目指す。その道中で日傘を差す婦人に遭遇。

天空の婦人と言ったところか
天空の婦人と言ったところか
岩を乗り越えて行く婦人
岩を乗り越えて行く婦人
福島市を一望できる
福島市を一望できる

婦人がいたあたりから福島市が一望できた。これは頂上まで登ればさぞ絶景だろう…と思っていた矢先、段々と頂上に近づいてきたが、大きな岩が多くなってきた。斜面も急勾配になりキツくなってきた。

なかなかの斜面
なかなかの斜面
大小無数の岩石が行く手を阻む
大小無数の岩石が行く手を阻む

ここまで執筆しておいて何だが、結局のところ今回頂上まで登頂することは出来なかった。冒頭でも話した通り、今回の旅の目的は宿であり登山では無い。この山を登るにはあまりにも軽装過ぎた。

装備はサンダルとオーバーオール
装備はサンダルとオーバーオール

足元には石がゴロゴロ転がっており岩も多い。斜面も急でこれ以上は危ないと判断し悔しいが途中で断念した。

今回は登頂できなかったが、とても良い場所だったので是非リベンジしたい。また浄土平レストハウスの隣には湿原も広がっており散策もできる。天文台もあるので、この周辺で星空を見ながらの車中泊も良いかもしれない。

駐車場の奥に見えるのが湿原
駐車場の奥に見えるのが湿原
思った以上に広そうだ
思った以上に広そうだ

時間がなかったので今回は見送ってしまったが、浄土平で多くの事をやり残してしまったので、また訪れる機会があればリベンジしたい。

まとめ

大自然を肌で感じたい人には是非おすすめしたいスポットだ。まさに「非現実的」な体験をする事ができる。火口部までの階段なら整備されているので、普段の靴でも登れるが、火口部を散策するには砂利などで滑る危険がある為、トレッキングシューズなどを勧める。

火口部にはお手洗いなどは無いので事前に済ませた方が良いです。またレストハウスでは現在レストランは無いので、事前に食糧を持っておいた方が良いかもしれません。自販機はありました。

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